戻る


S.Chandrasekhar (1961) Hydrodynamic and hydromagnetic stability, Oxford

   式変形までは追ってない. 内容理解だけ

   VI章までは本編のセミナーページへ


 VII. THE STABILITY OF COUETTE FLOW 

   64. Introduction (2018.1.10) 

これまでの5つの章は温度勾配による不安定を扱った. この章と後の2章では角運動量勾配による不安定を考える. この簡単な例は, 同軸円筒間の定常な循環流(Couette流)である. この章では, 非粘性と粘性のCouette流を, VIII章ではより一般的な流れを, IX章では磁場の効果を考える.

   65. The physical problem (2018.1.10) 

同軸円筒間の可能な流れを考える. 非粘性の場合, 速度の円筒radial(r)成分と軸方向(z)成分が0であれば, 回転速度(方位角(θ)方向の流れ)はrの任意関数が可能である. 一方, 粘性がある場合は, Ω(r)=A+B/r^2という形の回転速度のみが可能である. ここで, AとBは2つの円筒の回転速度と半径で決まる. この章の注目するポイントは, 非粘性の結果と粘性ありの結果の関係性である.

   66. Rayleigh's criterion