訪問日 | 訪問地 | 主訪問目的 | |
---|---|---|---|
1 | 2002/09/07-12 | Milano, Pavia | InterRidge Theoretical Institute の Short Course, Field Trip に参加 |
イタリア語は発音は容易。文法は、フランス語やラテン語など ラテン系のことばと共通の部分が多いから、たとえばフランス語を 知っていると比較的習得は容易。語彙も、もちろん他のラテン系の言葉と 似ているものが多い。
イタリアは、統一したのが 1860 年ころで今から 150 年も経っていないために、 かなり方言の変異は激しいらしい。もっとも、私はそもそも標準イタリア語が 良く分かっていないから全然分からないが。標準イタリア語は、フィレンツェ あたりの言葉をもとに作られたものらしい。 とくにイタリア南部では、ほぼ別の言語と言えるほど言葉がかなり違うらしい。
Milano は、昼間歩く分にはそれほど問題がなさそう。 夜はあんまり感じが良くなさそうに思えた。 観光の中心の Duomo 広場に鳩の餌を売り付ける輩がいて、これは 「地球の歩き方 80 ミラノほか」によると、写真を売り付けたりして ふっかけるらしい。そこで、それは避けるようにした。 地下鉄の駅では、アクセサリなどを広げて売っている輩がいた。 それを、突然警察官が来て文字通り蹴散らしていたのでびっくりした。
Pavia は、「地球の歩き方 80 ミラノほか」によると、夜は感じが悪いと 書いてあったが、実際見た感じではそんなことはなかった。 人口7万人の小さい街だけに、たしかに夜は人通りが少ないのだが、 けっこう夜遅くまでレストランが開いていて、それなりに人が入っているので、 別に夜が危ないということはないようである。
「地球の歩き方 80 ミラノほか」には、 Pavia には、商店街が裏通りに 少ししかないと書かれているが、それはまったくの誤り。 もともと中心部は道が狭いので表通りも一見裏通りに見えるというだけ。 中心部には、けっこうブランドの店などがあって、こんな小さな街に よくそんなのを買う人がいるのだなと驚くほど。スーパーマーケットは、 街の中心部にはない。駅から少し北に行ったところ Via Le C. Battisti 沿いに大きなスーパーマーケットがある。
「地球の歩き方 80 ミラノほか」には、Pavia に関してその他にも 間違いが多い。ホテルやレストランが少ないとあるけれど、人口7万にしては むしろ多いという印象。地図上でバスターミナルの位置も間違っている。 正しい位置は、駅の少し北。
Pavia 大学は、Bologna に次いで世界で2番目に古い大学だそうな。 Alessandro Volta がいたということで、大学博物館にはゆかりの品が 展示してある。また Via Volta には Volta の住んでいた場所という プレートのある建物がある。
パスタやピザはさすがに本場だけあって旨いし、比較的安い。 魚介料理は、ヨーロッパとしては豊富な方だと思うが、味付けが 比較的淡白で、日本の味付けの方が良いと思う。
gelato(アイスクリーム)は街のいろいろなところで売っている。 種類が豊富で比較的安くて旨い。