訪問日 | 訪問地 | 主訪問目的 | |
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1 | 2006/01/03-01/06 | 慶州、安東、海印寺、仏国寺、石窟庵、釜山 | holiday |
2 | 2006/09/14-09/17 | ソウル、水原、韓国民俗村 | holiday |
反日感情は本当は強いのかもしれないけれど、少なくとも街で会った人々は 私たち日本人に親切だったので、観光で行っている限り悪い思いはしなかった。 そういう意味では、欧米に行くよりも気持ちが良いと思う。今後、 日韓間の反感を無駄に煽る人が減り、より気持の良い関係になるように祈りたい。
日本の外来文化は昔から朝鮮半島経由で入って来ていることが多いし、 逆に植民地時代は善かれ悪しかれ日本の文化が朝鮮半島に入ったこともあり、 文化的な差異が少ないのもなじみやすい。小さな差異はたくさんあり、 それを見つけるのも旅の楽しみである。
韓国は人口の都市集中度が高い。そのせいかどうか、市場の活気や 屋台の多さも目に付くところである。市場では狭い通りに人と物が あふれかえっている。こういうところに、「アジア的活気」とでも いえるものを感じる。屋台もそこかしこにあって、食べ物や雑貨を 売っている。屋台で食べる軽食も韓国旅行の楽しみの一つである。
伝統的な韓国の家は、韓屋(ハノク)と呼ばれるもので、田舎や ソウルの北村のような街並保存地区に行くと見られる。 重厚な瓦屋根を持つ小さな家である。
ただ、逆に、道で親しげに日本語を話しかけてくる人々は 土産物店の人だったりすることが多いので注意。
日本と違って、ふつう、金属の箸とスプーンで食べる。 お椀やお皿は手に持たないで食べるのがマナーだそうだ。
日本との違いのもうひとつは、ビビンバプ(およびそれに類するもの)では、 最初にぐちゃぐちゃに混ぜてから食べることだ。ビビンバプをスプーンで そうっと混ぜていたら、ガイドさんが見本を見せてくれた。スプーンの腹で 押し付けるようにして、力を入れて混ぜ、完璧に全体にコチュジャンが 一様に行き渡るようにするのが韓国人の食べ方だそうだ。見栄えより味、 とのことである。
市場や大通りでは、軽食を売っている屋台がズラッと並んでいる。日本だと 違法になるのではないかと思うが、韓国ではどこの繁華街に行ってもある。 トッポッキを食べてみた。白い細長い餅を甘辛く似たもので素朴な味である。 トッと呼ばれる餅も買って食べてみた。種類は多く、豆が入っていたりする。 餅と蒸しパンの間のようなもので、これも素朴な味わいである。
ソウル駅のフードコートでスンデ(腸詰)とチャプチェバプ(春雨のような麺と 肉野菜を炒めたものをごはんにかけたもの)を食べてみた。これらは、 油っこすぎて食べ終わるのに苦労した。今一つだったのは、安物だったせいか? それとも韓国人は油っこいものが好きなのか?
観光客の買い物という点では、 市場、スーパー、デパート、免税品店、民芸品屋、と魅力がいっぱいである。 市場では値切るのが良いようだが、私は得意でないのでわからない。