名大サロン第27回

環境学研究科  吉田茂生

題名:
映画「デイ・アフター・トゥモロー」を科学で楽しむ

要旨:
ハリウッドではどういうわけか毎年のように(広い意味での)自然災害映画が作ら
れている。今年上映された「デイ・アフター・トゥモロー」は、そのひとつだ。1
日にして氷河期がやってくるという話なので、科学的には「くだらん!」と言って
しまいそうになるのだが、今年から受け持った理系教養の講義をきっかけに、実は
それなりに楽しめるということに気付いた。地球の過去の気候変動の歴史を概観し
ながら、どこをどう見るとくだらなくない話と見ることができるかを解説する。