成長するティップス先生―授業デザインのための秘訣集

池田輝政・戸田山和久・近田政博・中井俊樹著
高等教育シリーズ 104, 玉川大学出版部
刊行:2001/04/15
名大生協で購入
読了日:2002/03/20
名大の高等教育研究センターが作っている web page の印刷版。大学の講義のコツが書かれている。 大学の講義の仕方をお勉強しようと思って読んだ。 いろいろ役に立ちそうなことが書いてあるので、4月から 少しずつ取り入れて行こうと思う。

基本的には、コース全体、および1回1回のクラスの構成を、最初に 良く計画しておけということである。講義の1年目はちょっと苦しいが、 少なくとも2年目以降に入った講義なら取り入れられそうである。 とくに、講義を終わったときの到達目標を学生側の視点に立って具体的に きちんと設定して、それを学生に明確に知らせるということは、 なるほどと思ったし、今までそういう視点が足りなかったと反省した。 今までは、単に、基礎方程式を導出して、対流の発生条件を導いて、 などという項目の羅列(学問側からの視点)になりがちであった。 新年度はそのあたりを改善しよう。

早速、新年度のシラバスをちゃんと書いてみようと思ったが、 明日から出張だからそっちの準備をしないといけない。