第１号では、日本を代表する草津の湯を紹介している。 草津は、泉質、湯量からしても日本有数の温泉である。
内容は、昭文社らしく、良くも悪しくも旅行ガイドや旅行雑誌の延長。 それはそれで楽しめるのだが、私としては、もうちょっと科学的なことが 欲しかった。たとえば、地下水系がどうだとか、どうしてそういう組成や 温度になるのかとか。そういうのがないと、私は個人的には買い続ける気は しない。あと、温泉の選択に、北海道が少ないのも北海道出身の私としては 不満。北海道は歴史がないから、あまり書くことがないのかもしれないが、 温泉の多さという意味では多いはずなのだけれど。