いわゆる古き良きアメリカの雰囲気満載で、明るさ、豊かさ、ノーテンキさの あふれている曲がほとんど。われわれ日本の歴史とはずいぶん違うところに ある音楽で、だからこそ強い憧れがあったということがよく理解できる。 憂愁の入っている Charade にしても、その曲の洗練に豊かさゆえの余裕が 感じられる。
ひとつだけ、イタリア語の曲 Go-Kart Twist が入っていて、これはやっぱり 雰囲気が違う。歌詞は単にゴーカートで走れとしか言っていないような ノーテンキなものだが、曲にはヨーロッパ的な陰が入っている。