DeAGOSTINI
刊行: 2006/02/07 (実際は 2006/01/10)
名大生協で購入
読了日: 2006/09/02
海印寺は高麗時代の「八萬大蔵経」の経板が保存されていることで知られる名刹。 けっこう山の上の方に建てられていて、行ったときは結構寒かった。
宗廟は、ソウルにある李朝の霊廟。儒教文化を反映している。
DVD には、ユネスコ無形世界遺産にもなっている宗廟祭礼のようすも
収められている。
後日 (Sep 2006) 韓国旅行でここに行った。全体が公園になっている。
中心となる正殿は横に長い建物で、その前のだだっ広い基壇と合わせて、
先祖供養の祭礼を行う空間を形成している。
宗廟の入り口の手前には公園があって、年寄が集まっていて、
カラオケをするなど賑やかである。私は最初お祭りかと思ったが、
そうではなくていつもそうらしい。それは宗廟の前にはふさわしくないのでは
ないかという話もあるらしく、宗廟の日本語ガイドの人が気にしていた。
入り口から入ってしまえば静かになるので、私は気にならなかったが。
仏国寺と石窟庵は、新羅時代の文化遺産。新羅の都の慶州の郊外の吐含山の 山麓と山頂近くにある。仏国寺は、韓国らしい重厚な建築物。 石窟庵は、花崗岩を積み上げた人工石窟に花崗岩の釈迦如来が鎮座しているもの。 現在は、御本尊の近くまでは行けない。前室から拝むことができるだけである。 前は冬に行ったので、やはり山の上は寒かった。