地蔵びより 目があった時が幸せの時

今井今朝春(編集・発行)、高山宗東(文・イラスト)、河村喜代子(文)
ワールド・ムック 680、ワールドフォトプレス
刊行:2007/10/25
名古屋東山の東山書店で購入
読了日:2007/09/24(公式刊行日前!)

お地蔵さんは、かわいい!というわけで、路傍のお地蔵さんなどを集めてある 写真集である。書店店頭で、そのかわいさと多様性に惹かれて、 思わず買ってしまった。

巻末の解説に、お地蔵さんの由来が書いてある。お地蔵さんは、もともと インドでは大地母神的な聖者だった。仏教における地蔵菩薩は、 六道(天、人間、修羅、畜生、餓鬼、地獄)の衆生を救済することになっている。 日本では、平安末期から、迷える者を救う地蔵への信仰がさかんになった。 道祖神の「さえのかみ」と習合し、路傍にお地蔵さんが置かれるようになった。 「子供の守り神」という属性も付与されて、子供の姿で表現される お地蔵さんも出てきた。