なごや四百年時代検定 公式テキスト
なごや四百年時代検定実行委員会編著
名古屋商工会議所(発行)、中日新聞社(発売)
刊行:2007/11/29
名大生協で購入
読了日:2008/02/16
最近の検定流行りに乗って出来た検定の一つのための教科書。
検定はともかくとしても、名古屋の歴史のコンサイスな教科書として面白い。
とくに私は名古屋出身ではないので、地元の歴史を学校で習ったことがなく、
まとまって読んだのは初めてであった。
知っていたこと、知らなかったこといろいろあり、楽しめた。
知らなかったことをいくつか挙げておこう。
- 大須観音の真福寺文庫には、貴重な蔵書が数多く伝えられている。
- 尾張では、鋳物は水野太郎左衛門家が特権的に製造を認められていた。
- 尾張藩初代の徳川義直廟は儒式で建てられており、定光寺にある。
- 明治 26 年以降戦前は、名古屋城本丸御殿は、名古屋離宮として皇室によって
使われていた。
- 新幹線車両を作っている日本車両という会社が名古屋にある。
正誤表が公式ホームページにある。