前半はハウスメーカーに注文するときの注意、とくに施工時のチェックポイントが書かれている。 かなり注意していないと施工不良などのトラブルに巻き込まれることがあるみたいだ。
後半は具体的なメーカーの評価。全体的には大手のメーカーの評価が高く、中堅のは低い。 大手が大手であるのにはそれなりの理由があるということか? 評価項目のうち「現場体制」「アフター体制」が5段階評価の最高の5評価になっているものが無く、 4がそれぞれたった3社というのは、どの会社も問題がそこそこあるということなのだろう。 メーカーは下請けをたくさん使っているので、なかなか目が行き届かないということのようだ。 ちなみに、両方とも4になっているのは、旭化成ホームズと三井ホームの2社である (どちらも価格は高いと言われている)。深読みをすれば、だから著者のような住宅審査業が必要なのだという 著者の宣伝のひとつであるのかもしれないが。