著者が言いたいことは pp.158-159 に著者自身がまとめていることで尽きている。 すなわち、親の過干渉とゲーム、インターネット、ホラービデオなどが良くないということである。 事例を見るとなるほどと思わせるところは結構多いものの、 一方で、親が過干渉でかつゲーム好きの子は問題行動を起こすことが極めて多い とまで言えるのかどうかは不明である。 その意味では、ジャーナリズム的であって学問的とは言えない。