著者 web page : 籔内佐斗司の世界
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東京藝術大学 大学院美術研究科 文化財保存学専攻 保存修復彫刻研究室
本書の特徴は、製作技法の解説をしっかりしてあることである。 時代を追いながら、第1、2章は金銅仏、第3章は天平時代に独特の乾漆仏、第4章は 木彫仏(一木造り→寄木造り)、第5章は慶派と進む。第6章は、専門の仏像の保存修復の話である。 流れが良くわかって興味深い。
仏教系の神様仏様がたくさんいる理由もコンパクトにわかりやすく紹介してあり、 仏像を中心とした仏教世界が良くわかる。 仏像鑑賞ガイドブックとして行き届いた本になっている。