ねずみさんのおかいもの
多田ヒロシ(文・画)
こぐま社
刊行:2010/07/20
A の友人 U さんから頂戴
読了:2011/07/12
ストーリーとしては、ねずみさん兄弟がパーティーのためにいろいろな店にお買い物に行く、
というだけでどうということはない。しかし、この絵本のねらいはストーリーではなくて、
子どもに読み聞かせながら、子どもと対話をするところにある。たとえば、
「つぎは なんの おみせかな?」というところでちょうどページが終わっていて、
子どもに答えさせるようにできているところがある。
あるいは、お買い物の内容に関して絵を見せながら「メロンはどれ?」と子どもに聞いてみる
といったこともできる。そういうふうにして言葉をおぼえたての子どもと一緒に楽しむ本である。
うちの娘も気に入っている様子だ。絵は明るくて平板な塗りの漫画風のもので、万人向け。