子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる! 脳を鍛える10の方法

林成之 著
幻冬舎新書 198、は-5 2
刊行:2011/01/30、刷:2011/01/30(第1刷)
福岡博多のメトロ書店博多デイトス店で購入
読了:2013/05/11
2011 年春に一度読んだはずなのだが、そのとき読書記録を書き損なったので、もう一度読んでみた。 同じ本を2度読むのも悪くはない。子育て途中なので、参考にもなるし。

字も大きいし言っていることも難しくはないので、すぐに読める。言っていることの要点は、著者が p.154 で一言でまとめている通りである。

記憶するための条件を整理すると「興味を持ち、好きになり、自分でやると決めて、 無理だと思ったり大変だと考えたりせず、何度も繰り返して自分で説明できるまで完璧に理解する」 ということになります。
私の経験に照らしても、なるほどその通りであろう。本書には、子どもの自然な発達にさからわずにこのことを達成するための tips のようなことが書いてある。

著者は、そういったことが脳の機能から導かれるとしているのだが、それがどのくらい本当かは こういう一般向けの本なのでよくわからない。上のようなことはもちろん大事なことだと思うものの、 よく考えると別に脳科学を知らなくても言えるようなことである。 どれが科学的と言えることで、どれが経験的な知恵というべきものなのかはよくわからない。