初めて知ったことの一つとして、「どうぶつしょうぎ」は、双方最善を尽くすと後手必勝ということがあった。 「どうぶつしょうぎ」は子供用将棋もどきで、盤面が小さいからいずれ完全解析ができそうではあったが、 実際できていた。 それでも 2 億 5 千万という膨大な数の局面を計算機に読ませないといけないようである。 結果として意外なのは、後手必勝ということである。ふつうの将棋は先手の方が少し有利とされているので、 将棋に類するゲームは、どちらかといえば先手必勝なのだと思っていたら、そうではなかった。