習近平の中国 揺れる大国の内情に迫る

著者日本経済新聞(中沢克二、山田周平、桑原健、菅原透、大越匡洋、土居倫之、島田学)
シリーズ日経 e 新書 Lite
発行所日本経済新聞社
電子書籍
刊行2013/09/01 (第1版)
初出日本経済新聞 2013/08/27--31
入手電子書籍書店 honto で購入
読了2015/12/14

新聞の記事の切り売りで短い。タイトルから習近平の人となりや政治手法などを詳しく取材しているのかと期待したら、 そんなに深い話は無くて、中国にはいろいろ問題があるというありがちな話で終始していた。

連載日が5日間なのに対応して5つの話からなる。

「いったいどっちなんだ」政経、路線股裂き
習近平は左寄り、首相の李克強は経済の構造改革派で股裂きという話。 記事としては表面的であるように思う。意図的に股裂きを演じているのではないかという疑問が湧くのだが、そんな疑問に応えるような記事ではない。
「釣魚島」は見えますか 苦戦する日系企業
日中関係が悪化する中、企業の中国進出もなかなか大変だという話。
くすぶる炭バブル ババを引くのは誰だ
石炭バブルの話。
強まる言論統制 「ちゃんと見てるよ」
言論統制があるという話。
遠い法治国家 首長交代で名士が死刑
地方に貢献した人が詐欺の首謀者とされて死刑になった。