ダーリンの頭ン中 英語と語学、ダーリンの頭ン中2

小栗左多里・Tony László 著
メディアファクトリー
刊行(ダーリンの頭ン中):2005/03/13、刷:2005/04/11(第 3 刷)
刊行(ダーリンの頭ン中2):2010/03/05(初版第1刷)
初出(ダーリンの頭ン中2):『ダ・ヴィンチ』2006/01,11,2007/01~07,10,11,2008/02,05,07,08,10,12,2009/01 月号、『別冊ダ・ヴィンチ』2005/09,2007/06,09,12,2008/03,06 月号、『SoftBank Info』
T から借りた
読了:2015/02/10(第1巻)、02/23(第2巻)
語学オタクのトニー(父親がハンガリー人、母親がイタリア人で、アメリカ育ち)を夫とする小栗が、夫の語学蘊蓄を引き出す漫画。 私もそこそこ語学オタクなので、楽しんで読める。

第1巻では、トニーが、日本語の「と」はずるいという感想を述べているのが印象的であった。日本語では、文を一応完結させた後に、「と思ったけど」とか「とはいうものの」などと言って、前の結論をひっくり返すことができる。この「と」が英語にはない。英語でも、Having said that, というような言い方はあるけど、「と」ほど融通無碍ではない。

第2巻で初めて知ったことを2つだけ書いておく。