福岡県の歴史のさまざまな側面を小さな項目ごとに分けて書いたものをまとめたもの。軽く読んで楽しめる。 第1章 人物編、第2章 歴史編、第3章 民俗編、第4章 考古・地理編、第5章 産業・自然編、第6章 文学・宗教編 に分けられており、それぞれが 10~20 個程度の小項目に分けられている。
いろいろ知らなかったことも多かったわけだが、とくに筑紫大地震のことをここにメモしておく (第5章「産業・自然編」/『日本書紀』に記述がある筑紫の大地震)。 筑紫大地震は天武 7 年 (679 年) に水縄(みのう)断層で起きた地震で、時期と震源地が特定できた地震としては 日本最古のものだそうである。