アーレントはいずれ読んでみようと思っていたけど、読むよりも先に「100分de名著」が来た。 国民国家と民主主義(大衆)が全体主義を生み、ふつうの人が巨悪を支えるという、 現代社会の背後にある危険性が明らかにされている。現代人が必ず知らなければならないことだ。
著者 | 仲正 昌樹 |
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シリーズ | NHK 100分de名著 2017 年 9 月 |
発行所 | NHK 出版 |
電子書籍 | |
刊行 | 2017/09/01(発売:2017/08/25) |
入手 | 電子書籍書店 honto で購入 |
読了 | 2017/09/26 |
アーレントはいずれ読んでみようと思っていたけど、読むよりも先に「100分de名著」が来た。 国民国家と民主主義(大衆)が全体主義を生み、ふつうの人が巨悪を支えるという、 現代社会の背後にある危険性が明らかにされている。現代人が必ず知らなければならないことだ。
第2巻「帝国主義」を読む。
第3巻「全体主義」を読む。
『エルサレムのアイヒマン』を読む。
彼は愚かではなかった。全くの無思想性―これは愚かさとは決して同じではない―、それゆえ彼はあの時代の最大の犯罪者の一人になるべくしてなったのだ。
君が大量虐殺の政策を実行し、それ故に積極的に支持したという事実は変わらない。というのは、政治は子供の遊び場ではないからだ。 政治においては服従と支持は同じだ。