名探偵コナン 45~47 巻

著者青山 剛昌
シリーズ少年サンデーコミックス
発行所小学館
電子書籍
掲載時期2019/08/21--09/13(公式アプリ)
入手名探偵コナン公式アプリ
読了2019/09/13

スマホアプリ「名探偵コナン」で毎日一話ずつ無料で読めることに気付き、そのメモを取ってみた。 途中からである。

事件のサマリー

事件名Files事件の概要トリック
45丸見え埠頭の惨劇3 海の上の開かれた密室、4 釣りエサは毒!?、5 嬉しい火傷 少年探偵団と阿笠博士が防波堤釣りにやってくる。白根桐子、金谷峰人、江尻太志の3人の釣り仲間(大学の 釣り同好会以来の仲間)が近くで釣っている。少年探偵団が帰ろうとすると、江尻が左手首から神経毒を刺され、 危険な状態になっていた。ところが、江尻は他の人と少し離れたところで釣りをしていた。犯人は金谷だった。 釣り糸をわざと絡ませて、それを江尻にほどかせたときに毒を塗ってあった針が刺さったのだった。 動機は、江尻と白根の離婚理由に対する誤解。江尻は病院で一命を取りとめ、ハッピーエンド。 遠隔殺人(未遂)
45物言わぬ航路6 秀吉の大返し、7 違和感…、8 大空の裏道 毛利小五郎がプロ野球選手の能勢利三とテレビで対談することになり、沖縄に行く。蘭とコナンも同行する。 着いてみると、能勢がロードワーク中に刺殺されていることが発見された。怪しげなのは、一緒に対談することになっている タレントの本山正治だが、彼は宮崎から沖縄に着いたばかりのはずだった。前の晩に宮崎のホテルから能勢に電話をしていたことも 確認された。しかし、宮崎から前日の夜の便でいったん東京に行き、そこから早朝の便で沖縄へ来れば犯行可能だとわかった。 車から凶器も発見された。本山の犯行動機は、能勢から若いころ「癖がある」と言われたために、ピッチャーとして自滅してしまったことだった。 アリバイ崩し
45、46星と煙草の暗号9 星より密かに、10 星を見たかい、11 星に願いを、1 星は何でも知っている 少年探偵団と阿笠博士が群馬の山中に天体観測に出かける。ペンションには、河埜朝雄なる人物から招待状をもらった 野之宮悦子、二川肇、御上(みかみ)平八という客がいた。野之宮は河埜の元カノ。二川と御上は天文雑誌の編集者だった。 少年探偵団と阿笠博士が天体観測にでかけると、河埜の白骨死体を見つけた。ダイイングメッセージとして6本の煙草(4本が長く、2本が短い)が残されていた。 その後、二川が森の中で殺されているのが発見された。手に7本のタバコ(5本が長く、2本が短い)が入った箱を握っていた。 以下、真相。招待状を送ったのはペンションオーナーの天土(あまつち)陵司だった。彼は、犯人の自白を期待していた。2つの殺人の犯人は御上平八だった。河埜のダイイングメッセージは、御上(みかみ)を「三上」と間違えて煙草で文字を作ったもの、二川のは「平八」を作ったものだった。河埜殺害の動機は、発見した彗星の名前をめぐるトラブル、二川殺害の動機は、御上が犯人であることに気づいた二川が御上をゆすろうとしたことであった。 ダイイングメッセージ読み解き、凶器の隠し場所
46ストラディバリウスの不協和音2 前奏曲(プレリュード)、3 狂想曲(カプリッチョ)、4 鎮魂曲(レクイエム)、5 即興曲(アンプロンプテュ)、6 幻想曲(ファンタジア) 毛利小五郎は、設楽蓮希の依頼で音楽一家の設楽家を訪れる。 設楽調一朗(蓮希の祖父)の誕生会のときに昨年、一昨年と起こった事故について調べて欲しいということだった。 というのも、その晩、調一朗の誕生会が開催予定だったから。 突然、別館が火事になり、調一朗の弟で指揮者の設楽弦三朗が死ぬ。 本人のタバコの火の不始末が原因とみられたが、コナンは本人のタバコの吸い殻ではないことに気付く。 調一朗の弟の弾二朗(故人)の子で作曲家の羽賀響輔がバイオリンでレクイエムを弾いていると、 調一朗の妻の絢音が窓から転落死する。犯人は羽賀響輔だった。別館のタバコは彼が置いたものだった。 絢音にはバイオリンを窓を通して見せる仕掛けを作っておいて、彼女を窓に誘導し落ちるように仕向けたのだった。 動機は、ストラディバリウス欲しさに響輔の父親の弾二朗を調一朗らが見殺しにしたこと。 それに関わった人々を順々に殺害して、自分は自殺しようとしていたのだった。 密室殺人
46奇抜な屋敷の大冒険7 封印、8 絡繰、9 神器、10 不滅 少年探偵団が、屋敷の廃墟の前の沼で、字が刻まれた石灯籠の火袋を見つける。その文句には三水(さみず)吉右衛門の署名が入っていた。 どうやら「仁王の石=金剛石=ダイヤモンド」のありかを記した暗号のようだ。 石灯籠の残りの部分も沼に沈められており、その下には死体があった。免許証によれば、玉井照尚という名前のようだ。 ズボンの裾に「炎」と刻まれた勾玉が入っていた。 阿笠博士が警察を呼びに行っている間に、少年探偵団は屋敷で宝探しを始める。ほかにも3人のトレジャーハンターがいた。 いかつい男、若い女、老婆であった。いかつい男は「永」の字が刻まれた鏡を持っていた。コナンは「竜」の字が刻まれた 剣を見つける。暗号は「淡」「泳」「滝」で、庭にある鯉が泳いでいる滝のことだった。ダイヤモンドは大仕掛けのスイッチで、 いかつい男がいったん取ったが、元へ戻さざるを得ない羽目になった。若い女は玉井を殺した悪党、老婆は怪盗キッドだった。 暗号解読、からくり発見
46、47奇妙な一家の依頼11 疑惑のメール、1 疑惑の推理、2 疑惑のアリバイ、3 疑惑の真相、4 ロックをはずして… 蘭が新一にメールを出すとすぐにコナンの携帯電話が鳴ったことから、蘭は新一がコナンを操っているのではないかと疑い出す。
毛利小五郎は狩谷伴子から携帯電話を探してくれという依頼を受ける。一通り狩谷家を探したものの見つからなかったが、 帰る段になって、伴子は携帯電話が見つかったと言い、その件は終わる。ところが、その夜、伴子が堤無津川の河川敷で 殺害されているのが発見される。刺された後で殴られていた。犯人は、狩谷家次男の滋英だった。彼が天井裏に 狩谷家三男の叡祐を匿っていて、彼にアリバイを作らせていたのだった。叡祐は、12 年前、婚約者の 相田素花(あいだもとか)を浮気を理由に刺していた。しかし、実際に殺していたのはその後殴打した滋英だった。 滋英は素花の浮気相手だった。叡祐は自分が殺したと思って、隠れており、滋英は叡祐に書かせた小説を自分の名前で売っていた。 伴子は、叡祐が匿われていることに気付き、滋英をゆすろうとしたので、滋英に素花のときと同じ手口で殺されたのであった。
事件を通じて、蘭は、コナンが新一なのではないかという疑いを強める。蘭は、コナンが後ろのポケットから落とした 携帯電話の中身を見て自分が新一宛に送ったメールがないか探すのだが、無い。それは新一が阿笠博士から借りた携帯電話だった。 こうしてコナンは蘭の疑いを誤魔化した。そして、コナンは、新一の携帯電話番号を蘭に教えることにした。
アリバイ崩し、匿われていた人物