スマホアプリ「名探偵コナン」では毎日一話ずつの「警察学校組特集」を出していた。 警察に関わるエピソードである。
以下に、それらのメモを取ってみた。警察エピソードでは準レギュラー陣が多いので、それについてもまとめてゆく。
著者 | 青山 剛昌 |
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シリーズ | 少年サンデーコミックス |
発行所 | 小学館 |
電子書籍 | |
掲載時期 | 2019/10/02--10/22(公式アプリ) |
入手 | 名探偵コナン公式アプリ |
読了 | 2019/10/22 |
スマホアプリ「名探偵コナン」では毎日一話ずつの「警察学校組特集」を出していた。 警察に関わるエピソードである。
以下に、それらのメモを取ってみた。警察エピソードでは準レギュラー陣が多いので、それについてもまとめてゆく。
名前 | 役職 | 事件、役柄 |
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佐藤美和子 | 刑事 | 高木の先輩で、高木と淡い恋仲 |
高木渉(わたる) | 刑事 | 佐藤の後輩で、佐藤と淡い恋仲 |
千葉和伸 | 刑事 | |
白鳥任三郎 | 警部 | |
目暮十三 | 警部 | |
松田陣平 | 警備部機動隊爆発物処理班→捜査一課強行犯係刑事 | 3 年前、観覧車での爆弾解体中に殉職。サングラスをかけている。佐藤と淡い恋仲だった。 |
萩原研二 | 警備部機動隊爆発物処理班 | 7 年前、爆弾解体中に殉職 |
伊達航(わたる) | 刑事 | 高木の教育係だった。1 年前、居眠り運転の車にはねられて死亡。 |
安室透 | 公安。あだ名は「ゼロ」。黒の組織に潜入。コードネームは「バーボン」。本名は「降谷零(ふるや れい)」 | |
松本清長 | 管理官 | 左目のところに刀傷がある |
名前 | 役職 | 事件、役柄 |
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ジョディ・スターリング | 捜査官 | |
アンドレ・キャメル | 捜査官 | 自動車運転の名手 |
赤井秀一 | 捜査官 | 銃撃の名手 |
巻 | 事件名 | Files | 事件の概要 |
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36,37 | 揺れる警視庁 1200万人の人質 | 8 帰らざる刑事、9 消せない記憶、10 赤い罠、11 この世で一番…、1 バイバイ | 11 月 7 日、阿笠博士と少年探偵団は、佐藤に前の事件(「悪意と聖者の行進」というタイトルの郵便局強盗事件)の実況見分を受けている。
佐藤は回想する。3 年前の 11 月 7 日に、松田陣平が観覧車での爆弾解体中に殉職していた。 折しもその日、爆弾の予告があり、近くで白鳥と高木が捜査している。すると、白鳥の車が爆発する。 白鳥は、急性硬膜下血腫の重傷を負う。車には、3 年前と同じ爆弾犯によるとみられる犯行予告メッセージがあった。 佐藤と高木の車に乗った少年探偵団は、メッセージから、爆破があるのは南杯戸駅だと推理。ところが、南杯戸駅にあったのは、 人をちょっと驚かすためのおもちゃだった。 高木が少年探偵団を家に送っている途中、東都タワーで爆弾騒ぎがあり、子供がエレベーターに閉じ込められているという。 コナンと高木が子供を救助したが、今度はコナンと高木がエレベーターに閉じ込められる。そのエレベーターの天井には 大きな爆弾が仕掛けられていた。ちょっとした揺れで爆発する仕掛けになっていたので、コナンが解体作業をすることになる。 ところが、爆発3秒前にもう一つの別の爆弾の位置が表示されることになっていたので、コナンは最後の作業をぎりぎりまで待つことにする。 コナンは、その表示の途中で暗号を読み解き、爆弾の時限装置を解除する。もう一つの爆弾は帝丹高校に仕掛けられていた。 コナンが暗号を解読していたおかげで、警察は爆弾を事前に解体し、近くにいた犯人を捕えることができた。 |
76,77 | 命を賭けた恋愛中継 [中継開始/絶体絶命/現場突入] | 9 高木刑事からの贈り物、10 ワタル・ブラザーズ、11 継承された旭影、1 最強の先輩、2 遅くなった墓参り | 高木が誰にも行き先を告げず羽田空港から旅立つ。 その翌日、少年探偵団は、防犯パンフレットの撮影のために警視庁に行く。すると、見知らぬ男から佐藤刑事への贈り物を 渡される。その贈り物を佐藤に渡して、佐藤が開けてみると、それはタブレット端末で、建築現場の高いところで縛られ、 今にも落ちそうな高木が写っていた。 高木は前の週、1年前に首吊り自殺したナタリー・来間という英会話スクール講師の資料を見て涙ぐんでいた。彼女は、 彼氏に捨てられて自殺していた。コナンは、その彼氏が伊達刑事だったと推理した。ナタリーは、伊達が交通事故で死んだことを 知らず、待ち続け、来なかったので捨てられたと思い自殺したのだ、とコナンは考えた。高木もそれに気付いて、遺族にそれを告げに 行ったのだろう。他のいろいろな情報も総合すると、英会話教室の先生の一人の笛本隆策が、伊達航(わたる)と高木渉(わたる)を 混同し、高木がナタリーを捨てたと思い込み、高木を殺そうとしているのだと推理できた。警察が笛本を探し出すと、 推理の通り笛本の誤解だったが、笛本は警察の前で服毒自殺したので、高木の居場所を聞き出すことはできなかった。 高木の居場所探しが始まる。コナンは、タブレットにニシコクマルガラスやサンピラーが写っていたことなどから、高木がいるのは 北海道だと推理した。さらに、高いところにいるように見えるのは鏡を使ったトリックだということがわかり、ヘリによる捜索で 高木が発見された。佐藤がヘリから飛び降りて高木を救出した。 1ヵ月後、高木と佐藤は伊達の墓参りに行った。ナタリーは伊達の死を知っていたと、佐藤は高木に告げる。 最後に、安室も墓参りに来ていたことが読者に明かされる。 |
84 | ギスギスしたお茶会 | 6 ギスギスしたお茶会、7 ゼロ、8 高速の飛沫血痕 | 小五郎がパチンコから帰ってくると、英理が入院したという蘭の置手紙があったので、杯戸中央病院に急ぐ。果たして、
英理は虫垂炎の手術が終わったところだった。 病院で、小五郎とコナンは安室に会う。安室は、楠田陸道なる男を捜していた。 病院で、高坂樹里という入院患者のところに、別府華月、八方時枝、須東伶菜が見舞いに来る。病室でお茶会が始まる。 すると、伶菜が倒れる。小五郎、コナン、安室はその騒ぎを聞きつけて病室に入る。伶菜は毒殺されていた。しかし、4人とも別々の種類のお茶を飲んでいたので、すり替えは難しい。 犯人は高坂樹里だった。彼女が飲んでいたお茶はバタフライピーという青いお茶だが、レモンを入れると赤くなる。 このことを利用して、須東伶菜の赤いハイビスカスティーとすり替えたのだった。毒はカップの縁に塗っていた。 動機は、インフルエンザをわざと息子と妊娠中の自分にうつされ、息子はお受験に失敗、自分は流産したことであった。 安室は高木に楠田陸道のことを尋ねる。高木は、彼の車に拳銃によると思われる高速の飛沫血痕があったと告げる。 |
84 | 緋色シリーズ[序章/追求] | 9 最後のピース、10 僕の日本から…、11 バーボンの追究、緋色の序章 | 夜。ジョディが杯戸小学校の澁谷夏子先生と電話で話している。親友らしい。 夜。安室(バーボン)とベルモットが車で杯戸公園の前を通りがかると、澁谷先生が階段の前で倒れている。 翌日。コナンがジョディの車に乗り込んで安室の情報を伝える。すると、高木刑事から杯戸公園に来てくれという連絡が入る。 澁谷先生が昨夜階段から転落したということだった。コナンは、それは転落したのではなく、小学校で殴打されて、公園に運ばれたのだと推理した。 実際、小学校に行ってみると、小学校の机からルミノール反応が出た。小学校には、参考人が3人呼ばれてきた。 一人目は、植野昌代で児童の保護者である。前の晩、澁谷先生に短いスカートを穿かないように言いに来て、澁谷先生と会っている。 二人目は、神立文幸で児童の保護者である。澁谷先生に採点の文句を付けにやってきたが、会えずじまいだった。 三人目は、安室透だった。安室は、澁谷先生からストーカー調査の依頼をされていたのだった。 それと、前の晩に小学校にいた教師に菅本佳晴がいた。彼は、体育主任で、用具の整理をしていた。澁谷先生と一緒に帰ろうと思ったが、会えなかったという。 コナンは、安室が黒の組織に潜入している公安だと推理したが、安室に否定される。 安室とコナンは、小学生の答案用紙の採点にみられる不審な点から、澁谷先生を殴打した犯人は左利きであり、したがって神立だと推理した。 果たしてそれは正しかった。 事件が解決した後、澁谷先生の状態が悪化したとの報があったことから、ジョディとコナンは杯戸中央病院に行く。 ところが、澁谷先生の意識は戻っていた。一方、病院の入り口で待っていたキャメルは、ジョディに変装したベルモットに、 楠田陸道が車の中で拳銃自殺したことを漏らしてしまう。 |
85 | 緋色シリーズ[交錯/帰還/真相] | 1 緋色の疑惑、2 緋色の尋問、3 緋色の帰還、4 緋色の真相、5 緋色のエピローグ | ベルモットから楠田の自殺を聞かされた安室(バーボン)は、赤井秀一が生きていると推理する。 沖矢昴が新一の家のテレビでマカデミー賞授賞式を見ている。そこに宅配便を装って安室透がやってくる。 そこで、安室が、赤井秀一の死はフェイクだったという推理を述べる。楠田陸道の死体を赤井のものと見せかけたのだという。 そして、沖矢昴こそその赤井秀一だろうと言う。ところが、沖矢昴は首に変声機を付けていなかった。 一方、ジョディも何かおかしいと感づいて、謎を解こうとキャメルと一緒に来葉峠に行って見る。会話の中で安室とほぼ同じ結論に達する。 彼らが来葉峠に行くと、公安の車が待っていた。彼らが追い詰められて、窮していたところで、車の後部座席から声がした。 そこには赤井秀一が乗っていた。赤井は公安の車を銃でパンクさせた。 安室は仲間から赤井がいたとの連絡を受ける。そして、赤井が車を動けなくさせたことも知らされる。 赤井は、公安に楠田陸道の拳銃を渡し、公安から電話を借りて、安室に正体が降谷零だとわかったと言い、敵を間違えるなと言う。 安室は赤井を追うのをあきらめるように公安の仲間たちに言う。安室は新一の家から退出する 一連の事の成り行きは、コナンが隠しカメラで観察しており、赤井秀一や工藤優作に指示を出していた。 沖矢昴に変装していたのは工藤優作で、変声機はマスクに仕込んであった。マカデミー賞授賞式にいた工藤優作は 工藤有希子の変装だった。 コナンは、安室が公安だとわかったという意味のことを安室本人に言う。 果たして、ふだんの沖矢昴は赤井秀一の変装だった。このことがジョディとキャメルにも明かされる。 少年探偵団の面々が、阿笠博士の超能力マジックの種を沖矢昴に聞きに来る。沖矢(赤井)とコナンはその謎を解いて見せる。 最後に、その朝、キール(水無怜奈)から赤井(沖矢)にメールが届いていたことが、ジョディ、キャメル、コナンに明かされる。 内容は RUM の三文字だった。 なお、工藤優作のマカデミー賞受賞作品が「緋色の捜査官」であって、シリーズ題名の「緋色」はここから来ているようだ。 |