金田一少年といえば、連続殺人、復讐、比較的大仕掛けな殺人装置である。リターンズシリーズの最初の2話も その路線である。
『雪鬼伝説殺人事件』は、「リターンズ」シリーズの幕開け。IT企業社長が、恋人の復讐のために 殺人装置としてリゾートを作り、連続殺人(二人)をするというもの。2つの殺人で異なる死体消失トリックが使われるのがミソ。
『亡霊校舎の殺人』は、これまた復讐劇で、殺人装置として改修された廃墟の学校の中で連続殺人が行われるというもの。 裏では「地獄の傀儡師」高遠遙一が糸を引いていることになっている。