奇跡の日本仏教 仏教はこうして「日本仏教」になった

著者島田 裕巳
シリーズ詩想社新書 4
発行所詩想社
刊行2014/12/20(第1刷)
入手福岡今宿の古本屋フタバ書店今宿店で購入
読了2019/01/11
参考 web pages著者公式ホームページ

日本の宗教史だが、民衆に仏教が浸透した江戸時代以降を主に扱っているのが特色である。 民衆の信仰を扱うということは、難しい教理や哲学や思想の話にはならない。これを読むとよくわかることは、 民衆の信仰は、いつの時代も、現世利益(厄除けとか商売繁盛とか)や先祖崇拝や呪術的なもの(加持祈祷など)を中心としている。 それが近世から現代へと移り変わるにつれて、村落共同体から都市生活へという生活スタイルの変遷に応じて 姿を変えるということになる。新興宗教の動きもそのような時代の流れの中で取り上げているのが著者らしいところである。

サマリー