スマホアプリ「サンデーうぇぶり」で、劇場版『緋色の弾丸』が公開延期になって残念でしたということで 組まれた特集で、『棋士連続殺人事件』の下絵を公開していた。下絵で見ると、字が手書きなので読むスピードが 遅くなるけど、一方で作者の鉛筆のタッチがわかるのがうれしい。
著者 | 青山 剛昌 |
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シリーズ | 少年サンデーコミックス |
発行所 | 小学館 |
電子書籍 | |
掲載時期 | 2020/04/17--2020/04/23 |
入手 | アプリ「サンデーうぇぶり」 |
読了 | 2020/04/23 |
スマホアプリ「サンデーうぇぶり」で、劇場版『緋色の弾丸』が公開延期になって残念でしたということで 組まれた特集で、『棋士連続殺人事件』の下絵を公開していた。下絵で見ると、字が手書きなので読むスピードが 遅くなるけど、一方で作者の鉛筆のタッチがわかるのがうれしい。
巻 | 事件名 | Files | 登場人物 | 事件の概要 or 関連事項 | トリック |
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98 | 棋士連続殺人事件 | 7 名人の髭、8 名人の目、9 名人の手、10 名人の奥の手 |
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八百長疑惑で失踪していた錦戸という棋士が、遺体で発見されたというニュースが流れている。 遺体のそばには脚を一つ切り取られた将棋盤があったという。 さて、少年探偵団が街を歩いていると、羽田秀吉に声を掛けられる。羽田は少しきれいな格好をしている。 羽田が去ったあと、宮本由美が羽田の尾行をしていることにコナンが気付いたので、由美はコナンにも手伝ってもらうことにする。 羽田がドーナツを買って女性2人と会っているのを見て、由美は羽田に声をかける。 2人は女性棋士の水菜と祥子で、羽田は一緒に将棋の勉強会に行くところだった。 会場となっているマンションの玄関で、さらに菱沼と合流するが、中にいるはずの源田の応答が無いという。 水菜が合鍵を持っていたので、中へ入る。部屋の鍵は開いており、中で源田が死んでいた。絞殺だった。そばには 脚を二つ切り取られた将棋盤があった。 研究会のメンバーは、もともと、錦戸、源田、岸本、瓜生欣二の4人だった。ところが、瓜生欣二が首を吊り、 岸本が鬱になり、錦戸が失踪して死んだので、源田、菱沼、水菜、祥子、羽田の研究会になった。 岸本の話を聞こうということになって、岸本の家のほうを見ると、煙が上がっていた。行ってみると、 岸本の家は焼けて、岸本は焼死していた。そばには、脚が三本切り取られた将棋盤があった。 羽田は、犯人をいち早く推理し、犯人に自首を勧めに行ったところ、犯人に気絶させられて監禁されていた。 羽田が行方不明であることを、コナンは赤井秀一に伝える。赤井はコナンを連れて、監禁場所を探す。 2人は携帯電話のGPS機能を使って、羽田の居場所を見つけ出す。犯人は、コナンの推理通り、菱沼だった。 脚が切り取られた将棋盤は、犯行の順番を錯覚させるために置かれたものだった。岸本が殺されたのは、源田よりも前だった。 動機は、瓜生欣二の敵討ちだった。錦戸、源田、岸本、瓜生欣二は、グルになって将棋ソフトを使ったカンニングをしていた。 瓜生欣二は、それがバレそうになったので、ほかの3人から自殺に追い込まれたのだった。 |
脚を切られた将棋盤の謎、アリバイ崩し |