元動物園の獣医さんの話を漫画にしたもので、気楽に楽しく読める。印象に残ったのは、チンパンジー関係の2つの話:
- 人工哺育のメスのチンパンジーを群れにいれようとして失敗した話。大きくなってから群れに入れてみたら、 そのチンパンジーはチンパンジー社会のルールを知らなかったので、怖がって犬歯を見せてしまい、 オスザルに襲われて危うく殺されるところだった。(pp.38-39) [参考 web page : スーパー獣医 Dr.北澤のどうぶつ事件簿 第13回 自分も人間だと錯覚!? 育児放棄されたチンパンジーを育てる難しさ]
- チンパンジーの飼育担当になりたてのころ、チンパンジーから無視され続けた。上から目線の態度がいけなかったのだと 気付いて、態度を改めると、信頼関係ができるようになった。(pp.117-121) [参考 web page : スーパー獣医 Dr.北澤のどうぶつ事件簿 第12回 育児放棄されたチンパンジーが命と引き換えに教えてくれたこと]