黒谷知也作品集 分冊版(全3巻)『本の懐胎 他2編』『コーヴェ・アンネイの図書館』『鳴鶏 他2編』

著者黒谷 知也(くろや ともや)
発行所空汀書房 [ku:tei]
取次電書バト
電子書籍
電子書籍刊行2019/09 (初版)
初出SNS 2018/07/17(鳴鶏)、2018/09/26(W 宮殿)、2018/11/28(海の本 -バムート-)、2018/12/03(本の懐胎)、2018/12/18(草枕のこと)、 2019/04/23(顔が猫の本)、2019/08/14(コーヴェ・アンネイの図書館)
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読了2022/04/21
参考 web pages 著者 twitter
マンガ短編集 in note (2018 年以降)
マンガのアーカイブ in Hatena Blog (2018 年)

短編集で、「鳴鶏」以外は本に関する奇想。マンガによる散文詩のようなもの。

著者が、ネット上に発表していたものをまとめて電子書籍にしたものらしい。

本の懐胎
本という赤ちゃんを産んだ女。
草枕のこと
漱石の『草枕』を読んで死んだ最初の夫の思い出。
海の本 -バムート-
バムートという本が泳いでいる海の夢。文字は複雑で解読できない。
コーヴェ・アンネイの図書館
亡き父親が書いた書いた本を不思議な図書館で探す。
鳴鶏
メエという鳴き声が食材になる鶏。
顔が本の猫
顔が本の猫に手を食べられる。
W宮殿
不思議な宮殿の夢の本。