100 分 de 名著も最近は全然知らない本が紹介されるようになった。これもその一つ。 非暴力による抵抗の理論的拠り所が書かれているということで、感銘を受ける。 非暴力と言うと、短絡的に、お前は奴隷になるつもりか、などと言う人がいるのだが、 そんなことはなくて、非暴力闘争こそが最も効果的な抵抗手段になりうるという理論的な支柱を与えている点で重要である。 ただ、非暴力闘争のためには、勇気と覚悟と緻密な戦略が必要ということで、難しい課題であるということも強調されている。
日本でも安倍やら岸田やらという独裁的傾向のある指導者が、凶悪国家アメリカに唆されたのか、 凶悪国家中国に怖気づいたのか、何の意味があるのか良く分からない軍備増強を勝手に決めてしまった。 私たちもそろそろ抵抗を考えないといけないのかもしれない。