「AI活用」という割に AI の評価値を参考に使っているだけ、「新しい」という割に形勢判断法自体は オーソドックスというわけで、タイトルは誇大広告気味である。とはいえ、問題形式で飽きさせず楽しく形勢判断法を 学べるように書かれている本であった。
主要な部分は、黒と白のどちらが形勢が良いかを判断する問題が 50 問と、次の1手問題が 20 問という構成である。 私自身の正答率は、ちゃんと数えていないが、たぶん8割くらいであった。全体的には、厚みの評価の判断ミスを することが多かった。本書を読んで、少し理解が深まったように思う。