親鸞 教行信証

著者釈 徹宗
シリーズNHK 100分de名著 2026 年 7 月
発行所NHK 出版
電子書籍
刊行2026/07/01(発売:2026/06/25)
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読了2026/08/02

『教行信証』は名前しか知らなかったので、この番組で勉強させてもらった。

他力の思想というのは、安易なぬるま湯のような感じも一見するのだが、 正しく受け取れば、常に自省をして謙虚に自分と他者のために祈る生き方の勧めである。 その他力の念仏の正しさを経典を丁寧に読んで独自の解釈をすることによって論証していっているのが 親鸞の『教行信証』である。現代的に言えば、自由意志をどちらかといえば否定する考えに基づいて、 それでも皆が幸せに生きられる道の宗教的追求ということになるだろう。 われわれは思ったように善行を積めないのだから、自由意志などそんなにないと思うべきである。 そこで、阿弥陀仏の導きのままに行動すべきなのである。そうして初めて何とか善く生きることができるはずだ。 そして、生きることは苦難の連続なのだから、浄土を目指して祈るのが幸福への道なのだ。

謙虚さが全くなくて考えが浅い人が総理大臣をやっている今、現総理と親鸞のコントラストに愕然とする。 今必要とされている総理大臣は、謙虚に物事をよく考える人であるだろうに。

「100分de名著」放送時のメモと放送テキストのサマリー

第1回 逆境の中で鍛えられた思想

『教行信証』基本情報

浄土と阿弥陀仏と浄土仏教

親鸞の生涯

『教行信証』の構成

『教行信証』は全6巻から成る。総序という前書きがあり、(1) 教巻 (2) 行巻 (3) 信巻 (4) 証巻 (5) 真仏土巻(しんぶつどかん) (6) 化身土巻(けしんどかん)で構成される。

総序

教巻

第2回 「自分の都合」と向き合う

行巻

正信偈(しょうしんげ)

第3回 「実存的改読」がもたらすもの

信巻

証巻

第4回 誰一人取りこぼさない救済原理

真仏土巻(しんぶつどかん)

化身土巻(けしんどかん)

後序(ごじょ)

親鸞の手紙