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 地球内部ダイナミクス 2012年 back
科目名称(英文)
Dynamics of the Earth’s Interior
講義題目

単位

2.0単位

授業科目区分

選択
学期

前期集中

対象学年 大学院
主任教員 中田正夫
担当教員 吉田茂生 
授業の目的 固体地球の粘弾性変形を支配する基礎方程式やパラメターに関する基礎事項を解説する。これらの基礎をもとに,地球内部のレオロジー,地球回転変動の現状や問題点について解説し,地球内部ダイナミクスについての理解を深める。(中田担当)

地球のコアのダイナミクスの初歩を学ぶ。(吉田担当)
キーワード 粘弾性変形,地球内部のレオロジー,外核、内核、熱対流、組成対流、ダイナモ作用
授業概要 中田担当分
1 地球物理学的観測量より推定されるプレートのレオロジーとプレートダイナミクス
2 線形マックスウェル物体の定式化と外部・内部荷重に対する応答
3 地震トモグラフィーとジオイドから推定されるマントルのレオロジーとマントルダイナミクス及び現在の問題点

吉田担当分
4 コアの進化とエネルギー論
5 コアの中の対流
6 ダイナモ理論入門 
授業計画 第 1回〜第 7回:上記授業概要の1-3
第 8回〜第 14回:上記授業概要の4-6

集中講義日程
6/25(月)〜6/29(金)の週において,受講生の予定を考慮して3日間の集中講義を行う予定。メイルで受講者の予定を考慮し日程を決定する。問い合わせ先(吉田)yoshida.shigeo.305@m.kyushu-u.ac.jp
授業の進め方 プリント,OHP,パワーポイント,板書による講義を中心とし,演習問題など解いて理解を深める.
学修目標 地球惑星内部ダイナミクスの研究において,今後どのようなアプローチをすべきかの考える力を修得することが期待される.
履修条件 力学,連続体力学,熱学についての知識があることが望ましい.
評価方法・基準 評価方法:出席,レポートを総合的に判断して評価する.
評価基準:出席,レポートを総合的に判断し60点以上を合格とする.
履修者への要望 積極的態度で講義に臨むこと.
教科書 特になし.
参考書 Geodynamics(Turcotte and Schubert).その他,上記のテーマに関する代表的な論文や教科書を授業において指示する.
オフィスアワー 授業開講日の17:00〜18:00
備考