地球内部ダイナミクス | 2015年 | back |
科目名称(英文)
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Dynamics of the Earth’s Interior
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講義題目 | |
単位 |
2.0単位 |
授業科目区分 |
選択 |
学期 |
前期 |
対象学年 | 大学院 |
主任教員 | 中田正夫 |
担当教員 | 吉田茂生 |
授業の目的 |
固体地球の粘弾性変形を支配する基礎方程式やパラメターに関する基礎事項を解説する。これらの基礎をもとに,地球内部のレオロジー,地球回転変動の現状や問題点について解説し,地球内部ダイナミクスについての理解を深める。(中田担当) 科学史を踏まえつつ地球のコアのダイナミクスの初歩を学ぶ。(吉田担当) |
キーワード | 粘弾性変形,地球内部のレオロジー,外核、内核、熱対流、組成対流、ダイナモ作用 |
授業概要 |
中田担当分 1 地球物理学的観測量より推定されるプレートのレオロジーとプレートダイナミクス 2 線形マックスウェル物体の定式化と外部・内部荷重に対する応答 3 地震トモグラフィーとジオイドから推定されるマントルのレオロジーとマントルダイナミクス及び現在の問題点 吉田担当分: 4 地球内部研究の科学史(19世紀から今日まで) 6 地球磁場変動とその理解の変遷 7 コアの進化とエネルギー論 8 コアの中の対流 9 ダイナモ理論入門 |
授業計画 |
中田が4回分程度、吉田が8回分程度を担当する。 4/15、5/27、7/29 は休講とする(7/29 は予備日)。 吉田担当回 4/22, 5/7, 5/13, 5/20, 6/10, 6/17, 7/8, 7/15 中田担当回 6/3, 6/24, 7/1, 7/22 |
授業の進め方 | プリント,OHP,パワーポイント,板書による講義を中心とし,演習問題など解いて理解を深める. |
学修目標 | 地球惑星内部ダイナミクスの研究において,今後どのようなアプローチをすべきかの考える力を修得することが期待される. |
履修条件 | 力学,連続体力学,熱学についての知識があることが望ましい. |
評価方法・基準 |
評価方法:出席,レポートを総合的に判断して評価する. 評価基準:出席,レポートを総合的に判断し60点以上を合格とする. |
履修者への要望 | 積極的態度で講義に臨むこと. |
教科書 | 特になし. |
参考書 | Geodynamics(Turcotte and Schubert).その他,上記のテーマに関する代表的な論文や教科書を授業において指示する. |
オフィスアワー | 授業開講日の 14:30-17:00 |
備考 |