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講義科目名 基幹物理学ⅠB演習 
科目ナンバリングコード KED-SPH1222J 
講義題目
授業科目区分 理系ディシプリン科目 Subjects in Science 
開講年度 2016 
開講学期 後期 
曜日時限 後期 木曜日 1時限
必修選択  
単位数 1.0 
担当教員

吉田 茂生

開講学部・学府 基幹教育科目 
対象学部等  
対象学年  
開講地区 伊都地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室 2209 
その他
(自由記述欄)
【複数担当教員】池田 剛 



授業概要
基幹物理学ⅠBに対応した演習科目。とくに、同じ学期の「基幹物理学IB(水:2限、河野・寅丸担当)」と連携して授業を進める。 テキスト「基幹物理学」の例題・章末問題とその関連問題を扱う。

電場と磁場の概念および熱力学の概念をより深く理解し,電気・磁気現象および熱力学に関する各種問題が解ける十分な力を養成する。

演 習のやり方としては、前の週に出した問題を当たった人が、その次の週の時間前に回答を黒板(もしくはホワイトボード)に書いておいてもらって、その時間に それを説明してもらう、ということにする。教員は必要に応じて解説を加えるとともに、テキストの例題等の解説をする。 
This is an exercise course for the lecture Fundamental Physics IB. This course cooperates with the lecture Fundamental Physics IB (Wednesday, 2nd class, Kono and Toramaru)" in the same term. We study example problems and exercises in the textbook "Fundamental Physics" and related problems.

Concept of electric and magnetic fields and thermodynamics will be deeply understood through the exercise. The skills to solve problems relevant to the electric and magnetic fields and thermodynamics will be acquired.

In the course, students are assigned to solve problems, and are obliged to write the solutions on the blackboard and to explain them the next week. Lecturers comment on the solutions and explain example problems in the textbook. 
キーワード
電磁気学、熱力学 
履修条件等
高校物理既履修者対象。

同じ学期に「基幹物理学IB」と並行して受講することが望ましい。

物理学概論A,物理学概論A演習,物理学概論B,物理学概論B演習を履修した者は履修することができない。 
履修に必要な知識・能力
「基幹物理学IA」程度の力学の知識、「基幹物理学IB」を受講中の学生と同程度の電磁気学・熱力学の知識。基本的な微分・積分と線形代数。 
到達目標
No 観点 詳細
1. A:理解と応用  問題演習を通じて講義内容を理解し、応用能力を高める。 
2. B:専門的技能  電磁気学、熱力学、ならびにそれに必要な数学の基本的技能を修得する。 
3. C:汎用的技能  他の学生に物理学の考え方を説明する能力を涵養する。 
4. D:態度・志向性  熱心に取り組む姿勢を育てる。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 電磁気学(吉田担当)1:偏微分、線積分 
◯ 
演習  課題 
2. 電磁気学(吉田担当)2:ガウスの定理 
 
演習  課題 
3. 電磁気学(吉田担当)3:ストークスの定理 
 
演習  課題 
4. 電磁気学(吉田担当)4:第1章「電荷と電場」例題と章末問題 
 
演習  課題 
5. 電磁気学(吉田担当)5:第2章「ガウスの法則と電位」例題と章末問題 
 
演習  課題 
6. 電磁気学(吉田担当)6:第3章「導体と誘電体」(このうち電場のエネルギーのみ)例題と章末問題 
 
演習  課題 
7. 電磁気学(吉田担当)7:第4章「定常電流」(回路を除く)例題と章末問題 
 
演習  課題 
8. 電磁気学(吉田担当)8:第5章「磁束密度」例題と章末問題 
 
演習   
9. 中間試験(電磁気学) 
 
   
10. 熱力学(池田担当)1:状態方程式,全微分 
◯ 
演習  課題 
11. 熱力学(池田担当)2:第1章「温度と熱」章末問題 
 
演習  課題 
12. 熱力学(池田担当)3:第2章「熱力学第1法則」章末問題 
 
演習  課題 
13. 熱力学(池田担当)4:第3章「熱力学第2法則」章末問題 
 
演習  課題 
14. 熱力学(池田担当)5:第4章「エントロピー」章末問題 
 
演習  課題 
15. 熱力学(池田担当)6:第5章「熱力学関数」章末問題 
 
演習   
16. 期末試験(熱力学) 
 
   
授業以外での学習にあたって
前の週に問題を出すので、次の週までに解いておくこと。解けなかった問題に関しては、授業での説明をよく聞いて復習しておくこと。 
テキスト
基幹物理学 培風館 
参考書
授業資料
成績評価
評価方法・観点 A:理解と応用 B:専門的技能 C:汎用的技能 D:態度・志向性 備考(欠格条件・割合)
学期末試験
◎ 
◎ 
 
 
30% 
小テスト
 
 
 
 
 
レポート
 
 
 
 
 
発表(プレゼン・スピーチ)
 
 
◯ 
 
20% 
授業への貢献度
 
 
 
 
 
作品
 
 
 
 
 
出席
 
 
 
◯ 
20% 
中間試験 
◎ 
◎ 
 
 
30% 
成績評価基準に関わる補足事項
電磁気学分野5割、熱力学分野5割で評点を付ける。いずれも、その内訳は、試験(電磁気学は中間試験、熱力学は期末試験)の結果が6割、出席と演習時間内の解答のしかたで4割とする。 
ルーブリック
学習相談
随時対応する。担当教員連絡先は以下の通り。

吉田(ウエスト1号館 B-607, e-mail: yoshida.shigeo.305@m.kyushu-u.ac.jp)

池田(ウエスト1号館 B-628, e-mail: ikeda@geo.kyushu-u.ac.jp
添付ファイル
その他
更新日付 2016/03/30 13:23