「大学院講義」各回の内容(2003年度)


内容
Part1非平衡系の熱力学の基礎
1-1熱力学の第2法則と非平衡熱力学16/12
1-2非平衡系のエントロピー16/12
1-3Affinity, エントロピー生成、線形非平衡熱力学1,26/12,19
Part2相変化
2-1相平衡条件26/19
2-2Clausius-Clapeyron の式2,36/19,26
2-3ヘルムホルツ自由エネルギーと相転移条件36/26
2-4固液転移の本質は何か:Alder 転移36/26
2-5格子振動と Lindemann の融解則3,46/26,7/3
2-6結晶成長(界面律速系、拡散律速系)-省略
Part3相変化にまつわる advanced thermodynamics
3-1ゆらぎと均質核生成論4,57/3,10
3-2非等方応力(非静水圧)下の固体の変形や相変化の熱力学57/10
3-3まとめ57/10

この他に取り上げても良いかもしれないと思っていた内容 (時間もないのでやめた):
気液転移の現象論(van der Waals の理論)、 構造相転移や金属絶縁体転移(水素の相図など)、 多成分系(平衡条件の共通接線による図示、相律、固溶体系、共融系、 沸点上昇、凝固点降下、塩水の相図、岩石の相図計算プログラム、 ノルム計算)、流体の粘性の熱力学、Onsager の関係式、 エントロピー生成最小の法則