授業概要
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【目的】
科学技術が急速に進歩しグローバル化が進展する現代
では、一人ひとりが変化や多様性と“しなやか”に付き合い、柔軟に適応していくことが求められます。このことを可能にするのは、私たちの生涯にわたる自律
的な成長を支える<学びの基幹>です。すなわち、社会の諸課題や自己について多様な観点からの知識・情報を受けとめて批判的に考察しつつ、自ら問題を発見
し、絶えず主体的に学び続ける態度です。本授業は、異なる専門分野を目指す学生および教員との対話や、それを踏まえた自己省察を通じて、一人ひとりが<学
びの基幹>を育むことを目的としています。
【学修目標】
①一人ひとりが自らの大学における学びについて、関連する知見を広く吸収しつつ、自らに問いかけ他者に伝え、また他者からの反応を受けとめる体験を通じて、大学における学びへの意欲を高めること。
②こうした仲間との対話や自己省察から新たな気づきや疑問を発見する過程を通じて、創造的・批判的に問題に取り組み学んでいく態度を培うこと。
③対話や省察を通じて得た自らの学びが持つ可能性や意義、今後の展望等についてプレゼンテーションができるようになること。
④このような学びのプロセスにおいて自分がどのように成長したいのか、自分の言葉で表現できるようになること。
【学生へのメッセージ】
本
授業の主役は、学生の皆さんです。皆さんの活動をより有意義なものとするために担当教員はいくつかの講義(話題の提供)を行いますが、それらを結びつけて
自身の活動を充実させていく役目は学生の皆さんにあります。この授業のテーマは、『自分が大学で学ぼう(または、取り組もう)と考えていること・ものにつ
いて、その内容や楽しさ(やりがい)、大学で学ぶことの意義など』です。そのテーマに基づいて、皆さんが授業で行う活動の大きな柱は、次の3つです。
①クラスの仲間や教員との対話(自分自身と対話も=省察)。
②パワーポイントソフトによる発表資料の作成とプレゼンテーション(発表者に対するフィードバックも行います)
③自己の変化や成長への振り返りと文章化。
異
なる専門分野を目指しているクラスの仲間や教員を前にしてプレゼンテーションする機会は、自らの大学における学び(発表内容そのもの)について深く考える
ことへつながります。発表の本番は緊張するかもしれませんが、仲間からの貴重なフィードバックももたらされます。それらは、自分一人では気づくことの難し
かった(異なる専門分野を目指す学生が交流するからこその)新たな見方や考え方、これから過ごす大学生活におけるヒントです。
互恵的なクラス環境のなかで、自らの大学における学びについて、そして、仲間との対話や省察、表現と応答が新たな気づきや発見を生むことについて、学生一人ひとりがそのプロセスを体験する場として本科目は開設されています。
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The KIKAN Education Seminar is an
introduction to learning in a university setting. "What does it mean to
study at a university?" "What should I learn here?" "How should I
approach learning?" In this course, students think and reflect about
fundamental questions like these, share and discuss their thoughts with
other students through various group activities, and learn how to
express their realizations in a communicative way. One of the highlights
of this course is a presentation each student gives in front of around
17 fellow students, on his or her views about learning. By both giving
and listening to these presentations, as well as through the other
activities in this course, students increase their understanding,
self-awareness, sense of involvement, and motivation for university
learning, thus building a foundation for learning that is adaptive,
continuous, critical, and creative.
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キーワード
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授業形態 (項目)
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授業形態 (内容)
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本授業は、グループワークとプレゼンテーションを主体とした授業です。前半は、グループワークが主体で、学生同士のグループで作業をしたりディスカッショ
ンをしたりします。後半は、大学での学びに関するプレゼンテーションを行うことになります。
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使用する教材等
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板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体)、映像・音声資料
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履修条件等
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履修に必要な知識・能力
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到達目標
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No
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観点
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詳細
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1.
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A省察する
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・対話を通じて、自分の考えやものの見方を捉えなおすきっかけを得る。
・自分が大学で学ぶ意義について十分に検討した上で、本番発表に臨んでいる。
・自分が大学で学ぶ意義について十分に検討した上で、エッセイを作成している。
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2.
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B伝える・聴く
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・授業内の活動(グループワークや他の学生の本番発表)において、他者の発言や発表を聴いて理解できるとともに、適切に自分の考えを表現し伝えることができる。
・プレ発表や本番発表において、適切に自分の考えを表現し伝えることができる。
・エッセイにおいて、適切に自分の考えを表現し伝えることができる。
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3.
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C:汎用的技能
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4.
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D:態度・志向性
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授業計画
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No
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進度・内容・行動目標
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講義
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演習・その他
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授業時間外学習
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1.
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第1回:ガイダンス/対話の技法~語ること、聴くこと
①ガイダンス:授業の趣旨説明
②ミラーリングの実践と、その意義を解説するレクチャー
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その他(講義、個人ワーク、グループワーク)
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2.
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第2回:グループ学習A~大学で学ぶ意義を考えるⅠ
①グループ学習:「これまでの学び」を振り返るグループワーク
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その他(個人ワーク、グループワーク)
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[授業後]本番発表の構成・内容を具体化する
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3.
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第3回:グループ学習B~大学で学ぶ意義を考えるⅡ
①グループ学習:「これからの学び」を考えるグループワーク
②ワークシートを活用して自己評価表を作成し、本番発表の内容へとつなげる
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その他(個人ワーク、グループワーク)
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[授業前]自分の将来に関わる事柄について何かを調べてくる
[授業後]本番発表の準備を進める
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4.
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第4回:教員による「私にとっての学び」
①レクチャー:担当教員による「私にとっての学び」
②質疑応答とグループワーク:教員のレクチャーを題材として、「問いを立てる」ことをめぐって対話する
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その他(講義、個人ワーク、グループワーク)
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[授業後]引き続き本番発表の準備を進める
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5.
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第5~7回:本番発表Ⅰ~Ⅲ(各回6名)
①本番発表:テーマは「自分が大学で学ぼう(または、取り組もう)と考えていること・ものについて、その内容や楽しさ(やりがい)、大学で学ぶことの意義など」
②聴き手は、傾聴し積極的に質問する。また最終課題のエッセイ執筆のためにメモをとる。
③フィードバックシートを作成し、発表者に渡す(教員を介さない)
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その他(発表、個人ワーク、グループワーク等)
※発表者はPC必携
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[授業前]本番発表の準備を行う
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6.
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第8回:グループ学習C~エッセイ完成のためのピアレビュー
①エッセイ草稿のピアレビューを行うグループワーク
②文章を書く際の「推敲」の意義に関するレクチャー
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その他(講義、個人ワーク、グループワーク)
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[授業前]エッセイ草稿の提出
[授業後]完成版のエッセイを最終課題として提出
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授業以外での学習にあたって
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指定された課題や自分の発表の準備、エッセイの作成にはしっかりと取り組んでください。
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テキスト
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参考書
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授業資料
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成績評価
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評価方法・観点
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A省察する |
B伝える・聴く |
C:汎用的技能 |
D:態度・志向性 |
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備考(欠格条件・割合)
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学期末試験 |
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小テスト |
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レポート |
◯
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◯
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発表(プレゼン・スピーチ) |
◯
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◎
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授業への貢献度 |
◎
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◯
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作品 |
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出席 |
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その他(自由記述1)
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その他(自由記述2)
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その他(自由記述3)
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成績評価基準に関わる補足事項
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ルーブリック
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学習相談
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添付ファイル
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その他
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更新日付
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2019/04/05 10:52
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