■Fortran90について■
プログラミングの課題がわからなかったので、Fortran90について調べることにした
■IF構文■
・表現方法
IF (論理式) THEN
文の並び
END IF
・解説
論理式が真の場合は、指定された文の並びが実行される。そうでない場合、文の並びは無視される。どちらの場合も次に実行されるのは、プログラム中でEND IFの次の文となる。
■IF−ELSE構文■
・表現方法
IF (論理式) THEN
文の並び1
ELSE
文の並び2
END IF
・解説
論理式が真の場合、文の並び1が実行され(文の並び2は無視)、偽の場合文の並び2が実行される(文の並び1は無視)。
■IF−ELSE−IF構文■
・表現方法
IF (論理式1) THEN
文の並び1
ELSE IF (論理式2) THEN
文の並び2
ELSE IF (論理式3) THEN
文の並び3
:
ELSE
文の並びn
END IF
・解説
この構文は、IF構文などの選択肢が2つだったのに対していくらでも選択の幅を増やすことができる。しかし逆に構文がとても複雑になってしまうため、文を適切に字下げするなどして、IFとELSEの対応がわかりやすく、多肢選択構造を実現する文であることを強調するようにしたほうがよい。
この構文の実行では、論理式が順に評価されていき、真である最初の論理式が見つかると、関連つけられている文の並びのみが実行される。
■CASE構文■
・表現方法
SELECT CASE (場合式)
CASE (場合値リスト1)
文の並び1
CASE (場合値リスト2)
文の並び2
:
CASE (場合値リストn)
文の並びn
END SELECT
・解説
場合式は、整数式、文字式、論理式である。個々の(場合値リストi)は、場合式が取りうる1つ以上の値を括弧で囲んだリストか、キーワードDEFAULTである。
この構文を実行すると、場合式が評価され、そのあとEND SELECT文の次の文に実行が続く。
出典:『入門Fortran90』 ピアソン・エディケーション(基礎セミナーの参考書)