使い方を記したホームページの例
% which gnuplotである。これに対して、たとえば
/mdhome/share/sparc/bin/gnuplotのように gnuplot のありかが応答として出てくれば OK。もし出てこない ようだったら kisosemi-core@eps.nagoya-u.ac.jp にメールを下さい。
次に gnuplot を走らせるわけだが、その前に確認しておいてほしいことが 二つ。まず、もし Fortran90 を走らせるために、別のマシンにログインしている のだったら、そこで gnuplot を走らせるのではなく、別の「端末エミュレータ」 ウィンドウを開こう。次に、計算結果のデータのあるディレクトリに行っておこう。 計算結果は x 座標と y 座標とがずらずら並べて書いてあるようなものだと する。その名前を、今後は decay.dat として説明してゆく。他のディレクトリから でも gnuplot を実行できるが、そのやり方は省略する。
さて、以上の準備の下で gnuplot を走らせるには
% gnuplotとする。すると、文字がずらずら出てきたあとで、
gnuplot>というプロンプトが出てくるだろう。そのプロンプトに対して いろいろなコマンドを打ってゆくのが gnuplot の使い方である。
グラフを画面に出すには、とりあえず
gnuplot> plot “decay.dat”とすればよい。
gnuplot を終わるには
gnuplot> exitである。
gnuplot> plot “decay.dat”with linesである。
次に、グラフを印刷可能なファイルに出力したいこともあるだろう。 ポストスクリプトファイルという形式のものを出力するには以下のようにする。 出力先ファイル名は decay.ps だとする。
gnuplot> set terminal postscript gnuplot> set output “decay.ps” gnuplot> plot “decay.dat”with linesこれだと画面上に何も出なくなるが、decay.ps というファイルは 出来ているはずである。で、この状態のままだと、画面に何も 図が出なくなるので、また画面に図が出るように戻すには
gnuplot> set terminal x11とすればよい。
gnuplot には、オンラインヘルプも付いている。 それは
gnuplot> helpで参照できる。さらに、たとえば set コマンドや plot コマンドのヘルプを 見たかったら、それぞれ
gnuplot> help setや
gnuplot> help plotで参照できる。