プレゼンテーションに関する覚え書き


第2回 (4 月 24 日)

第2回には、参加者の皆さんに、自己紹介メールを元に自己紹介をして もらいました。そこでどういうことをすると印象的に自己紹介ができるかを 考えました。その結果のまとめです。

大きく分けて、内容に関することと、発表技術に関することがありました。

内容に関すること

まず、聴衆や読者を意識することが大切です。どのような聴衆や読者を 相手にするかを考えて、その関心のあると考えられる話題を話すことです。

たとえば、T 君は、2軍の選手の名前を知っているほどのドラゴンズファンで、 それで名大に来たのだと、自己紹介しました。そして、聴衆の皆さんに ドラゴンズファンはいるかと手を挙げさせました。

ポイントはいくつかありました。まず、野球という多くの大学生が 関心を持っている話題を持ってきた ことです。それから、「2軍の選手の名前を知っているほど」という 具体性がありました。さらに、 「だから名大に来たのだ」という 自分に特有の経験を話しました。このようなことが印象づけるのに 大切だったことが分かります。

また、聴衆に対して質問を投げかけるというのは画期的でした。 他の人がやらないパフォーマンスで 印象付けるというのも一つの手です。ただ、あまり同じ手は何度も 使えないかもしれません。

このように人に印象づけるということは、自己紹介ではもちろん 特に大切ですが、他のプレゼンテーションでもあてはまることが 多いものです。

内容の量もある程度重要でした。あんまり少ないと情報が少なくて 印象が薄いものになります。メールでは、いろいろ書いてあると、 興味を引くし、文体から人柄も察せられるし、情報量が多いという ことで印象に残ります。

発表技術に関すること

人の前で話すときは、もちろん大きな声ではっきりと話すことが大切です。

メールに関しては、読むソフトウェアなどにより違うので、一概には 言えませんが、多くの場合次のようなことが言えます(携帯の場合は 話が別)。