大きく分けて、内容に関することと、発表技術に関することがありました。
たとえば、T 君は、2軍の選手の名前を知っているほどのドラゴンズファンで、 それで名大に来たのだと、自己紹介しました。そして、聴衆の皆さんに ドラゴンズファンはいるかと手を挙げさせました。
ポイントはいくつかありました。まず、野球という多くの大学生が 関心を持っている話題を持ってきた ことです。それから、「2軍の選手の名前を知っているほど」という 具体性がありました。さらに、 「だから名大に来たのだ」という 自分に特有の経験を話しました。このようなことが印象づけるのに 大切だったことが分かります。
また、聴衆に対して質問を投げかけるというのは画期的でした。 他の人がやらないパフォーマンスで 印象付けるというのも一つの手です。ただ、あまり同じ手は何度も 使えないかもしれません。
このように人に印象づけるということは、自己紹介ではもちろん 特に大切ですが、他のプレゼンテーションでもあてはまることが 多いものです。
内容の量もある程度重要でした。あんまり少ないと情報が少なくて 印象が薄いものになります。メールでは、いろいろ書いてあると、 興味を引くし、文体から人柄も察せられるし、情報量が多いという ことで印象に残ります。
メールに関しては、読むソフトウェアなどにより違うので、一概には 言えませんが、多くの場合次のようなことが言えます(携帯の場合は 話が別)。