「基礎セミナー:海の水はなぜしょっぱいか」シラバス


基本情報

担当
吉田茂生
所属:理学部地球惑星科学科、大学院環境学研究科地球環境科学専攻
office: 理学部 E 館 162 号室
e-mail: yoshida@eps.nagoya-u.ac.jp
ext: 4580
チューター
川田佳史
身分:大学院博士課程
e-mail: kawada@eps.nagoya-u.ac.jp
office: 理学部 E 館 147 号室
ext: 3020
曜日と時間
水曜3限 (13:00-14:30)
講義室
メディアセンター roomC (roomA から roomC に変更した)
場合によっては理学部の部屋を用います。それはその都度連絡します。
日程
今のところ、全学的な休講日以外に休講を予定しているのは、 5/08, 29 です。その場合は、夏休み前に全部で 10 回のセミナーが あります。なお、休講の予定は変わる可能性もあるので、 その都度注意してください。セミナーの進行具合によっては、夏休み後に 補講の可能性もあります。
連絡
休講、講義室変更などの重要な連絡は、基本的には電子メールで行います。 セミナーの前日の夜、もしくは当日の朝には必ずメールを確認して下さい。 忘れなければもちろん掲示も出しますが、基本的にはメールを 確認してください。
ホームページ
http://www.media.nagoya-u.ac.jp/lecture/2002/k127b/
目的
海の物質循環を題材にして、論理的で専門的な問題解決の方法を 学んで行くことが目的です。ふつうの講義では、問題解決に必要な 専門知識や専門技能を学ぶのですが、この基礎セミナーでは 問題解決に必要な実践的な方法を学んでゆきます。 実践的な方法とは、コンピュータやインターネットの使い方、 文献の調べ方、プレゼンテーションの仕方、討論の仕方、 計算プログラムの書き方、などを含みます。 もちろん、海の物質循環を題材にする以上、 それに関する知識も必然的に学ぶことになります。
単位数
2単位
評価の方法
出席、レポート、発表、討論、セミナー参加の態度などを元に決めます。 試験はしません。
レポート
毎回、何か課題を出します。そのレポートを、基本的には電子メールで 提出してもらいます。電子メールによるレポート提出の試みは 初めてなのでうまく行くかどうかわかりませんが、試してみます。 また、レポートには、セミナーに対する質問や要望も適宜書いて下さい。

教科書と参考書

教科書は、基礎知識を学ぶと共に考える題材を探すのに用います。 公式シラバスでは、北野康「新版 水の科学」(NHK ブックス 729) を 指定したのですが、品切であることが判明したので、次のものを用います。
J.アンドリューズ/P.プリンブルコム/T.ジッケルズ/P.リス著、渡辺正訳
「地球環境化学入門」(シュプリンガー・フェアラーク東京)
もしすでに、北野先生の本を買ってしまった人がいれば、その人は それを使うということも考えられます。

参考書として、場合によっては Fortran プログラムを書いてもらうかも しれないので、そのときのために

ラリー・ニーホフ+サンフォード・リーストマー著、渡邊了介訳
「入門 Fortran90」(ピアソン・エデュケーション)
を挙げておきます。

セミナーの進め方

最初の数回は、主としてコンピュータの初歩的な使い方を学びます。 次に、教科書を読んでもらって、問題(疑問点)を見つけ出して行きます。 その後は、グループまたは個人で問題を掘り下げて行きます。 結果は、メールで報告され、それはホームページの一部になります。 セミナーでは、それを元にして、発表と討論を行います。 必要に応じて、知識を補うための講義を行います。