シラバス参照

講義科目名 九州の防災:熊本地震からあなたの身の守り方を学ぶB 
科目ナンバリングコード KED-GES1221J 
講義題目
九州の防災B(オムニバス形式) 
授業科目区分 総合科目 General Subjects 
開講年度 2017 
開講学期 夏学期 
曜日時限 夏学期 水曜日 4時限
必修選択  
単位数 1.0 
担当教員

飯嶋 秀治

入江 秀晃

大場 信惠

辻 健

中島 健介

杉本 めぐみ

三谷 泰浩

吉岡 斉

開講学部・学府 基幹教育科目 
対象学部等  
対象学年  
開講地区 伊都地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
日本語(特別ゲストが英語の時あり) 
教室 2202 
その他
(自由記述欄)
昨年の熊本地震後に学生から「九大に総合的な防災の講義を」という要望により、本講義は全学の教員の協力によって初めて開講します。2005年福岡県西方 沖地震を起こした警固断層など福岡では地震のリスクも身近にありますが、そのほかにも様々なリスクがあります。九大での新生活に授業で学んだ減災の知識 を、ぜひ取り入れて下さい。 



授業概要
九州大学では災害に関して様々な学部の教員が研究だけでなく熊本地震の支援もしています。文系理系を問わず、様々な学部から教員が本講義を担当します。そ れぞれの教員の講義を総合的に理解することで、災害に対する現在の研究の進捗と九州でこれまでに起きた災害を知ることができます。そして、これから起こる 災害に今すぐ自分でどうそなえるかをみなさんと一緒に考えます。

A・B両方を受講することで、九州大学で現在進行中の研究を目の当たりにし、自身の防災・減災のための準備やボランティアなど災害への社会的関わり方などを考えることができます。ぜひ両方受講してください。 
Many academic researchers not only research the 2016 Kumamoto earthquake, but also support for instauration in Kyushu University. Lecturers from various departments teach this course. You can understand both proceeding of each disaster research and past disasters in Kyushu. We think how should we prepare for future disasters together in each class.

Please attend both A and B. 
キーワード
減災、支援、ボランティア、復興、安全、リスク 
履修条件等
身の守り方の知識や災害からの復興には総合的な理解が必要なため、できるだけA・B両方受講してください。 
履修に必要な知識・能力
講師の話をきちんと聞くこと。 
到達目標
No 観点 詳細
1. A:知識・理解  災害支援の多様な専門を浅くて良いので知識を得る。 
2. B:専門的技能  授業で知識を得てから、浅くて良いので自分で何か専門的な本も読んでみる。 
3. C:汎用的技能  授業で得た知識を自分の生活に取り入れて減災を実践する。 
4. D:態度・志向性  できるだけ出席をし、疑問に思ったことなどは質問する 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 1. 本コースの説明(代表 杉本)

2. 地震の発生メカニズムと熊本地震: 地震防災への科学の貢献 
◯ 
カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所/工学部

辻健(6/14) 
 
2. 災害とこころのケア 
◯ 
人間環境学研究院

大場信惠(6/21) 
 
3. 震災と紛争解決 −弁護士会ADRの取り組みを例として− 
◯ 
法学研究科

入江秀晃(6/28) 
 
4. 被災地とのつきあい方 
◯ 
人間環境学研究院

飯嶋秀治(7/5) 
 
5. 熊本地震と九州の原発 
◯ 
比較社会文化研究院

吉岡斉(7/12) 
 
6. 九州の台風と高潮 −博多湾の危険性− 
◯ 
理学研究院

中島健介(7/19) 
 
7. 1 防災への情報技術の活用

2. 定期試験の説明(代表 杉本) 
◯ 
工学研究院

三谷泰浩(7/26) 
 
8. 定期試験 
 
決断科学センター

杉本めぐみ 
 
授業以外での学習にあたって
テレビやインターネットなど災害のニュースを聞いた時に他人事と思わずに自分の身に置き換え、自分ならどうするか考えてみるようにして下さい。 
テキスト
指定テキストはなし(各講師が毎回資料を配布)。 
参考書
各講師が授業中に関連する参考書等を紹介。 
授業資料
各講師がそれぞれ毎回資料を配布し、授業中に関連する参考書や関連サイト等を紹介。

例:ユネスコ災害ハンドブック(http://www.unesco-school.mext.go.jp/muzfaw70p-230/#_230

   理科年表(国立天文台編 丸善出版)からの抜粋資料 
成績評価
評価方法・観点 A:知識・理解 C:汎用的技能 D:態度・志向性 備考(欠格条件・割合)
学期末試験
◎ 
◯ 
◯ 
 
小テスト
 
 
 
 
レポート
 
 
 
 
発表(プレゼン・スピーチ)
 
 
 
 
授業への貢献度
◯ 
 
◯ 
 
作品
 
 
 
 
出席
◎ 
◯ 
◯ 
 
成績評価基準に関わる補足事項
授業毎に下記の3ポイントを含めた感想を提出:

 1.全体の感想

 2. 各講師から学んだ災害からの身を守る方法を1つ書く

 3. 災害マネジメントサイクルから各講師の専門はどのステージに必要か自分で考えて感想に入れる 
ルーブリック
学習相談
各回の教員に授業後に相談。

授業中に相談先メールアドレス等は案内予定。

当日の担当教員以外への相談について

代表教員杉本(sugimoto.megumi.320@m.kyushu-u.ac.jp)に毎回授業後に問い合わせ可能。 
添付ファイル
その他
配布されたハードコピーの時間割に間違った講義室が掲載されています。

ご注意ください。

正)2202 
更新日付 2017/06/14 14:15