シラバス参照

講義科目名 地球惑星物理学演習Ⅰ 
科目ナンバリングコード SCI-EPS2508J 
講義題目
物理数学、力学、熱力学演習 
授業科目区分 専攻教育科目 / Specialized Courses 
開講年度 2019 
開講学期 後期 
曜日時限 後期 月曜日 1時限
後期 月曜日 2時限
必修選択 選択 / Elective 
単位数
担当教員

吉田 茂生

開講学部・学府 理学部 
対象学部等 地球惑星科学科 /Department of Earth and Planetary Sciences 
対象学年 学部2年 / 2nd year undergraduate students 
開講地区 伊都地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室 講義棟201 
その他
(自由記述欄)



授業概要
物理数学、力学、熱力学の演習問題を課す.毎回,当たっている人が黒板に解答を書き,教員がそれに関してコメントをしたり質問をしたりすることにより理解を深める. 
Exercises on mathematics of physics, dynamics, thermodynamics. Students aim at gaining a deep understanding of these subjects through solving problems. At each class, students who have been assigned to solve problems write their solutions on the blackboard and explain to other students. The lecturer poses questions or makes comments to the solutions. 
キーワード
物理数学では、線形代数、微分方程式、偏微分、座標変換
力学では、運動方程式、微小振動、保存則
熱力学では、偏微分関係式、エントロピー、可逆変化、不可逆変化、相平衡、化学ポテンシャル 
授業形態
(項目)
□ 講義・演習 
授業形態
(内容)
毎回、次回以降の問題を配布した上、前回までに当たっている人が黒板に解答を書き、教員がそれに関してコメントをしたり質問をしたりすることにより理解を深める。 
使用する教材等
板書、テキスト(紙媒体) 
履修条件等
地球惑星数学I,地球惑星力学,熱・統計力学を履修していること,もしくはそれと同程度の知識があること. 
履修に必要な知識・能力
講義が受動的な授業形態であるのに対し,演習は受講者の能動的な授業参加が求められる.受講者は,各自が与えられた問題を解き説明することによって,授業が成立することをしっかり心得ていてほしい. 
到達目標
No 観点 詳細
1. A:知識・理解  授業で扱う範囲の物理数学、力学、熱力学の内容を理解していること。 
2. B:専門的技能  授業で扱う範囲の物理数学、力学、熱力学の問題を解けること。 
3. C:汎用的技能  問題の解答を論理的に文章化したり、他の人に説明できること。 
4. D:態度・志向性  熱心に課題に取り組むこと。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 物理数学(講義)常微分方程式 
◯ 
  課題 
2. 物理数学(1)線型代数 
 
演習  課題 
3. 物理数学(2)解析基礎 
 
演習  課題 
4. 物理数学(3)常微分方程式 
 
演習  課題 
5. 中間試験1(物理数学1~3) 
 
   
6. 物理数学(4)偏微分と完全型微分方程式 
 
演習  課題 
7. 物理数学(5)極座標 
 
演習  課題 
8. 中間試験2(物理数学4~5) 
 
   
9. 力学(1)運動方程式を直接解く 
 
演習  課題 
10. 力学(2)ポテンシャルとエネルギー保存則 
 
演習  課題 
11. 力学(3)運動量保存則と角運動量保存則 
 
演習  課題 
12. 中間試験3(力学) 
 
   
13. 熱力学(1)偏微分を使った計算 
 
演習  課題 
14. 熱力学(2)熱力学第一法則、第二法則 
 
演習  課題 
15. 熱力学(3)化学ポテンシャル、相平衡 
 
演習  課題 
16. 期末試験(熱力学) 
 
   
授業以外での学習にあたって
出された問題は、授業前に予め自分で解いておき、授業で示された解答をよく復習すること. 
テキスト
問題集を配布する. 
参考書
物理のための数学,和達三樹著,岩波書店
考える力学,兵頭俊夫著,学術図書出版社
熱力学,三宅哲著,裳華房
常微分方程式, E.クライツィグ著, 培風館
線形代数とベクトル解析, E.クライツィグ著, 培風館
フーリエ解析と偏微分方程式, E.クライツィグ著, 培風館
複素関数論, E.クライツィグ著, 培風館 
授業資料
成績評価
評価方法・観点 A:知識・理解 B:専門的技能 C:汎用的技能 D:態度・志向性 備考(欠格条件・割合)
学期末試験
◎ 
◎ 
◯ 
 
20-25% 
小テスト
 
 
 
 
 
レポート
 
 
 
 
 
発表(プレゼン・スピーチ)
 
 
◯ 
◯ 
0-10% 
授業への貢献度
 
 
 
 
 
作品
 
 
 
 
 
出席
 
 
◯ 
◯ 
0-20% 
中間試験1 
◎ 
◎ 
◯ 
 
20-25% 
中間試験2 
◎ 
◎ 
◯ 
 
20-25% 
中間試験3 
◎ 
◎ 
◯ 
 
20-25% 
成績評価基準に関わる補足事項
主に中間試験(3回)と期末試験によって評価し,これに出席状況と演習問題の解答の状況(これらを合わせて出席点とする)を加味する.
加味の割合は試験の結果に依存する.計算式は,100点満点換算をした試験点を PE,出席点を PA としたとき,総合評点は PE+MIN(20/60*(1-PE/100),0.2)*PA とする。評価は、総合評点が 85-100 のとき A,75-85 のとき B,65-75 のとき C,55-65 のとき D,55 以下のとき F とする。 
ルーブリック
学習相談
随時対応する。担当教員は、吉田(ウエスト1号館 B-607, e-mail: yoshida.shigeo.305(at)m.kyushu-u.ac.jp)。 
添付ファイル
その他
更新日付 2019/04/01 11:40