- 1. 常微分方程式とは何か?
- 2. 求積法
- 2-1. 変数分離型
Part 1 の初等関数の積分の
直接的な応用として微分方程式が解ける場合。
- 2-2. 全微分型
変数分離型を少し拡張した型。
実は、もっと一般的な解法への入り口になっているのだが、そこまで
詳しくはやらない。
- 3. 定数係数線形常微分方程式とその周辺
定数係数線形常微分方程式は
数々の取り扱いやすい性質を持ち、完璧に解き方がわかっているために、
物理などでの応用面ですぐに例題に出される方程式のクラスである。
地震波を含めてあらゆる振動・波動の方程式の基本でもあるので、
その意味で地球物理の基本である。Part 4 の Fourier 変換の基礎でもある。
- 3-1. 1階の定数係数線形常微分方程式
基本の型。
- 3-2. 強制項付き定数係数線形常微分方程式
基本の型に外力が加わったもの。
- 3-3. 定数係数線形連立常微分方程式
行列を利用して連立微分方程式を解く。
行列を使う重要性がここでわかる。その点で Part 3 の線形代数と関連している。
- 3-4. 高階の定数係数線形微分方程式と連立微分方程式
高階の方程式は連立1階微分方程式と
等価であることを示し、3-3. を利用して高階の微分方程式が解けることを示す。
ここまでが予定しているコースで、もし時間があれば