CD 聴き比べ
Chopin ピアノ小品

last update: 2005/08/03
ショパンの CD はそんなに持っているわけではない。 ところが、最近 NHK スーパーピアノレッスンという番組で ショパンの曲をやっている。それを聞いていると ショパンの聞き方がだいぶん分かった気になってきて、少ないながらも CD の聴き比べをやりたくなってきた。

Waltz No.1 in E-flat major, op.18, "Grande Valse Brillante"

「華麗な大円舞曲」は、ショパン独自の踊るためではないワルツの ひとつである。踊るためではないとはいっても、浮き立つような調子がある。

番号演奏者録音年レーベル時間
1Stanislav Bunin 1992EMI (小学館 クラシックイン)5 分 37 秒
2Yuri Petrov 1998Point Classics (Deagostini The Classic Collection)5 分 07 秒

これは 1 と 2 では格が違う感じ。Petrov より Bunin の方がずっと 音のコントロールが良くて、表情も豊かで個性的である。 Bunin の方が装飾音も美しいし、テンポの揺らし方もうまい。 これに比べると Petrov はただ弾いているというのに近く聞こえる。


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