木曾御嶽山フィールドセミナー 2002
2002/07/26(Friday) 2年生用フィールドセミナー
引率:奥地さん、加藤さん
野次馬:吉田
- Stop1 : 伝上川河岸(木曽郡王滝村)
- このあたりで奥の院溶岩流見学。奥の院火山は新期活動のひとつ。
- Photo1
- 今日は晴れているから北方に御嶽山が良く見える。右下は乗ってきた教室の PRADO。
- Photo2,
Photo2(注釈付),
Photo2(注釈付、Photoshop 形式)
- 上の崖に溶岩流(奥の院溶岩)が2枚見える
- Stop2 : Stop1 から林道を上がったところ。
- 道に沿って上がってゆくにつれて溶岩流が3枚観察できる。
- Photo3,
Photo3(注釈付),
Photo3(注釈付、Photoshop 形式)
- 下を見ると、伝上川と濁川が交わるあたり。手前の濁川は水が濁っている。
向こうの伝上川沿いはいまだに 1984 年の伝上崩れで崖が削られた跡が生々しい。
- Photo4
- 溶岩流のクリンカを奥地さんが説明している。写真は手ブレしているし、
日陰だったのであまり良く写っていない。
- Photo5,
Photo5(注釈付),
Photo5(注釈付、Photoshop 形式)
- 下から2枚目の溶岩流の最下部。massive な溶岩の下が凹んでいて緑が
かぶっているのは、1枚目の溶岩流の最上部で、クリンカの部分が
浸食されているため。クリンカの部分はフローの本体より浸食されやすい。
- Stop3 : Stop2 からさらに林道を上がったところの展望台。
- 展望台から御嶽山と、1984 年の伝上崩れの跡が見える。ここで昼食。
- Photo6,
Photo6(注釈付),
Photo6(注釈付、Photoshop 形式)
- 御嶽山の峰々が見える。主峰が剣ヶ峰。左のごつごつしたピークは継母岳。
剣ヶ峰右手の山麓に 1984 年の伝上崩れの源の部分が見える。
砂防ダムのたくさんあるまっすぐの川は濁川。改修工事でこのような姿に
なってしまった。右手の山肌が見える部分は、伝上川沿いの崩壊部。
- Stop4 : 御岳高原に向かう途中、新滝を少し過ぎたあたり(木曽郡王滝村)
- 分厚いテフラの崖。新期活動の初期の Pm-I,II,III のどれか。
テフラが非常に分厚く、激しい活動があったことがわかる。
- Photo7
- 加藤さんがテフラの説明をしている。
- Photo8
- 加藤さんがテフラの説明をしている。テフラはぼろぼろに崩れやすい。