犬山市街北方の木曾川を背にした丘の上に立つ。現存する最古の木造天守。 3層4階地下2階。建物の中の階段が急で狭いのがいかにも古城の趣。 最上層の廻縁からの眺めは良い。しかし、勾欄が低いので今にも落ちそう。
江戸時代は尾張藩付家老の成瀬家の城で、つい最近まで成瀬家個人の所有 だったが、2004 年より 「財団法人犬山城白帝文庫」の所有となった。
城が乗っている丘は、美濃帯のチャートでできている。 硬いので浸食されないのだろう。