OTU (Operational Taxonomic Unit : 系統樹の端点の種類のこと) が 種 (species) である場合は、系統樹は expected tree になる。 というのも、種の場合は多数の遺伝子が関わるため、枝の長さは常に 進化時間に比例していなければならないからである。
OTU が遺伝子である場合は、expected tree であることも realized tree であることもある。
[論文] Sudhir Kumar, Sudhindra R. Gadagkar (2000) Efficiency of the Neighbor-Joining Method in Reconstructing Deep and Shallow Evolutionary Relationships in Large Phylogenies, J. Molecular Evolution, 51, 544-553, doi:10.1007/s002390010118