マントルの物質相

original:2005/10/03
last update:2005/10/03

ringwoodite-perovskite 転移の負のクラペイロン勾配

ringwoodite←→perovskite+magnesiowustite 転移で クラペイロン勾配が負になることが知られている。 これは、perovskite 相のエントロピーが高いことを示している。 それは Si が 4 配位から 6 配位になって、Si-O 結合が弱くなるせいである ([本1] による;ただし、この元の文献はわからない)。

情報源

[本1] 唐戸俊一郎 (2000) レオロジーと地球科学(東大出版会)