最新の宇宙論に関する4つの講演をまとめたものらしいが、もともと4つだったとは思えないくらいによくまとまっている。 かつて新書大賞を受賞した著者のものらしく、わかりやすくて読みやすくまとまっている。 なので、2日間で読めてしまった。
最初の 2/3 くらいの内容はだいたいすでに知っていることだったので、さっさと読んだ。最後の方の多次元宇宙論や多元宇宙論は 私が全く知らないところで、それでもつっかえることなく読めてしまうのはすばらしく良く書けている。 多次元宇宙だのたくさんの宇宙だの最近の宇宙論はだんだん訳のわからないところに進んでいるのが面白い。