名探偵コナン トラウマエピソード特集

著者青山 剛昌
シリーズ少年サンデーコミックス
発行所小学館
電子書籍
掲載時期2019/09/11--10/03(公式アプリ)
入手名探偵コナン公式アプリ
読了2019/10/03

スマホアプリ「名探偵コナン」で毎日一話ずつ「トラウマエピソード特集」を出していた。 比較的初期の作品からこわーい話をピックアップしてある。

以下に、それらのメモを取ってみた。概要だけでは「名探偵コナン」の面白さはわからないのは、もちろんであるので、 単なる備忘録である。

「幽霊屋敷殺人事件」と「美術館オーナー殺人事件」は以前にも読んで、 メモを残してある

事件のサマリー

事件名Files登場人物事件の概要トリック
2幽霊屋敷殺人事件8 恐怖の館、9 消える子供達、10 地下室の悪夢
  • 昭夫
  • その母親
四丁目の洋館にお化けが出るということで、少年探偵団が探検する。5年前に殺人事件があったが、迷宮入りしていた。 中には地下室があり、何者かが檻の中にいた。

それは5年前に父親を殺した昭夫で、母親が匿っていた。 昭夫は受験失敗を父親になじられて、かっとなって殺していたのだった。
秘密の部屋、匿われていた人物
4美術館オーナー殺人事件1 甲冑の騎士、2 ダイイング・メッセージ、3 書けないペン
  • 真中:美術館オーナー
  • 落合:美術館館長
  • 飯島:美術館職員
  • 窪田:美術館職員だが、粗雑に美術品を扱う。
米花美術館で中世美術展が行われている。コナン、蘭、小五郎が観覧に行くと、 今の真中オーナーは、美術館を潰してホテルにする方針だという。3人が「地獄の間」を見に入ってみると、 真中オーナーが剣で串刺しにされていた。防犯カメラの映像によると、犯人は中世の甲冑を纏っており、 真中オーナーは殺される前に何かを紙に書いていた。真中オーナーは「クボタ」と書かれた紙を握っていた。そこで窪田が犯人だと疑われた。

真犯人は落合館長だった。紙には書かれた字は落合館長が予め書いておいたものだった。 真中オーナーが手にしたボールペンは書けないものだった。 館長が、美術館を潰そうとしたオーナーを殺し、美術館所蔵の美術品を売りさばいていた窪田に罪を着せようとしたものだった。
ダイイングメッセージのミスリード、書けないボールペン
5山荘包帯男殺人事件1 怪人…包帯の男、2 第一の犠牲者、3 蘭ピンチ!、4 暗闇の襲撃、5 殺人鬼の正体
  • 鈴木綾子:園子の姉、大学院生、映研ではメイク・衣装担当
  • 太田勝:外車ブローカー、映研では俳優
  • 角谷弘樹:映画雑誌編集者、映研ではカメラマン
  • 高橋良一:食品会社勤務、映研では大道具
  • 池田知佳子:脚本家、映研では監督と脚本
蘭とコナンが園子の別荘に向かうと、別荘の前の吊橋に顔を包帯でぐるぐる巻きにした男がいた。男はすぐに消え去った。 園子の別荘には、園子の姉の綾子の大学時代の映画研究会の仲間たちが集まっていた。 太田が蘭を外でナンパしていると、雷が鳴り出して、蘭は森へ逃げる。すると、包帯男が蘭を斧で襲う。 コナンと園子がやってきて蘭は難を逃れる。外に連絡しようとすると、電話は切られ、吊橋が落とされていた。 夕食を食べようとすると、窓の外で包帯男が知佳子を抱えて走り去る。外へ出てみると知佳子のバラバラ死体があった。 その夜、蘭とコナンが寝室で寝ていると、包帯男が窓から侵入してきて二人を襲う。蘭が大声を上げたので、包帯男は逃げ去る。 さらに、皆が集まっているところで停電が起こり、暗闇の中でまた蘭が斧で襲われる。

犯人は高橋だった。窓の外に見えた知佳子を抱えた包帯男は、死んだ知佳子の首を包帯男の人形に抱えさせたものだった。 その後、高橋はその首を腹のところに抱えて皆と一緒に走り、バラバラ死体に混ぜたのだった。 高橋は、太っているように見えるが、実は腹に詰め物をして太っているように見せているだけだった。 そのことで、腹に何かを隠してもわからなくしていた。包帯男になっているときはその詰め物を外していた。 蘭を襲ったのは、本当の体型を見られた可能性があったから。知佳子を殺したのは、2年前に自殺した敦子の無念を晴らすため。 知佳子は、敦子が書いた作品を自分の作品と偽って発表し、成功していた。
変装、人形仕掛け
8闇の男爵[ナイトバロン]殺人事件2 闇の男爵(ナイトバロン)、3 恐怖のウイルス、4 仮面の下、5 蘭の涙、6 風のいたずら!?、7 落下地点の秘密
  • 今野史郎:銀行員
  • 江原時男:コンピュータープログラマー、ハッカー
  • 金城玄一郎:コンピューター会社オーナー
  • 林静江:金城の使用人
  • 上条秀子:コンピューターソフト会社社長
  • 前田聡:城南大学電子工学科助手、元空手日本チャンピオン
  • 佐山明子:高校数学教師、前田の婚約者、兄がコンピューターソフト会社を経営
コナン、蘭、小五郎は「伊豆ミステリーツアー」に参加する。ナイトバロンに扮して事件を起こす ツアー主催者を見つけ出せば旅行代が無料になり、極秘プログラムがもらえるというものだ。 そのプログラムは、「ナイトバロン」と渾名されるコンピューターウイルスらしい。 ナイトバロンをめぐってホテルで次々に事件が起きる:
  1. コナンがホテルの部屋のベランダで考え事をしていると、ナイトバロンに下のプールに突き落とされる。
  2. ナイトバロンが落ちてきて騎士像の剣に突き刺さる。 この転落したナイトバロンは、江原時男だった。ネクタイやベルトの締め方がおかしいことから、コナンはこれを他殺と推理した。
  3. ナイトバロンの衣装が奪われる。
  4. 蘭、コナン、佐山がエレベータでホテルの 11 階に行くと、目の前にナイトバロンが現れた。蘭の空手の技を 軽くよけたことから、これは前田でしかありえない。
  5. ナイトバロンの衣装がプールに落ちているのが見つかる。
コナンはまず、江原の部屋の防犯ロックを外からかけて、密室に見せかける方法を推理した。 次に、風を考慮した上で、江原がどこから落ちてきたかを推理し、犯人は佐山明子だと見破った。 動機は、兄の死に対する復讐。兄は、コンピューターソフトをハックされて自殺していた。 3~5 のナイトバロンはもちろん前田で、彼は佐山明子をかばってそうしたのだった。 1 で佐山がコナンを突き落としたのは、そうすれば小五郎が帰ってくれると思ったからだった。
密室殺人、落下物に対する風の影響
10図書館殺人事件6 熱いからだ、7 忍び寄る殺人鬼、8 もう一人の乗客
  • 津川秀治:米花図書館館長
  • 玉田和男:米花図書館職員
新一はコナンに戻って3日間寝込む(この話は「外交官殺人事件」の続き)。

コナンは少年探偵団と米花図書館に読書感想文を書きに行く。そこで、ケースに逆向きに入れられた変な洋書を見つける。 すると、2日前から行方不明になっている職員の玉田を探しに警察がやってくる。 何か怪しいと思ったコナンと少年探偵団が閉館後まで図書館に隠れていると、館長の津川がやってくる。 その独り言から、津川が玉田を殺害し、図書館のどこかに遺体を隠していると知る。 津川が帰ったのを確認してから、少年探偵団は探索を始めるものの、歩と元太が電気をつけたので、津川に感づかれてしまい、津川が戻ってくる。 一方、コナンは、背表紙のない本が並べられているのを見つけ、その中に麻薬が隠されていることを発見する。さらに、玉田の死体がエレベーターの上に置かれていると推理する。 それをコナンが確かめたところで、津川に襲撃される。コナンと少年探偵団は、何とか津川を本棚の下敷きにして難を逃れる。

コナンは、再び白乾児(パイカル)を飲んで新一に戻ろうとするが、もはや白乾児(パイカル)は効かなくなっていた。
麻薬と死体の隠し場所
10,11雪山山荘殺人事件9 吹雪が呼んだ惨劇、10 最期の言葉、1 話すテーブルクロス
  • 大山将(まさし):東都大学医学部第一外科教授
  • 金澤智康:東都大学医学部第一外科助教授
  • 飛田銀二:東都大学医学部第一外科助手
  • 中原香織:東都大学医学部第一外科助手
  • 江角果歩:東都大学医学部第一外科助手
小五郎、蘭、コナンはスキーに出かけるも、小五郎が貸し別荘の鍵をなくして、たまたま近くを通った大山の世話になることになった。 大山の別荘では、研究室の面々が鍋パーティをしていて、3人はそこに呼ばれる。 途中で、大山は、はまっているメロドラマを見に自室にこもるが、なかなか帰ってこない。 そこで、中原が迎えに行くと、大山は殴打され、縛られた上、刺されて死んでいた。 大山が襲われたころ、中原は麓のコンビニに買出し、飛田はナイタースキー、金澤は入浴、江角はゴミ出し以外は蘭とコナンと一緒にいた。

犯人は、中原だった。コナンは、大山のダイイングメッセージに気付いたのだった。ダイイングメッセージがあった テーブルクロスは、中原が払いのけていたが、コナンはそれを復元した。それは将棋の「香」で、中原香織の名前に入っている文字だった。 中原は、コンビニに行く振りをして、すでにいろいろなつまみ類を大量に買っておいていて、実際は大山の殺害に行ったのだった。 動機は、大山が中原の研究成果を盗んだことだった。
ダイイングメッセージ、アリバイ崩し