スマホアプリ「名探偵コナン」の「領域外の妹」特集。 謎の少女として登場するが、やがて赤井家の母親が小さくなった姿だとわかる。
著者 | 青山 剛昌 |
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シリーズ | 少年サンデーコミックス |
発行所 | 小学館 |
電子書籍 | |
掲載時期 | 2002/03/06--2020/03/20(公式アプリ) |
入手 | 名探偵コナン公式アプリ |
読了 | 2020/03/20 |
スマホアプリ「名探偵コナン」の「領域外の妹」特集。 謎の少女として登場するが、やがて赤井家の母親が小さくなった姿だとわかる。
巻 | 事件名 | Files | 登場人物 | 事件の概要 or 関連事項 | 領域外の妹についてわかってくること |
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83 | 意外な結果の恋愛小説 | 4 恋愛小説家、5 世良に似た女の子、6 電話と海と私 |
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世良が高級ホテル暮らしと聞いて、蘭と園子が見に行きたいということで、コナンとともに見に行く。 ホテルに行って見ると、小説家の火浦京伍が出版社の人々に缶詰にされている。火浦は出版社の人々を部屋に招き入れ、 飲み食いをしてくれという。一番食べた出版社の原稿を一番に仕上げると言う。 火浦は、助手に水無月千秋を雇ってから人気が上がっている。 蘭、園子、コナンがお茶を終えて帰ろうとしているとき、階下から声がした。火浦の助手の水無月が絞殺されていた。 世良とコナンは火浦が犯人だとにらむが、殺害推定時刻の午後3時半ころには、部屋で編集者が飲み食いしており、 火浦は玄関に近づいてさえいないと言う。 アリバイトリックは世良とコナンが解明した。火浦は、水無月をベルガールに変装させて自分の部屋に呼び込み、 風呂場で殺害したのだった。死体は、トランクに入れて、ベランダから真下にある水無月の部屋に吊り下ろした。 そして、5時半ころに外出し、水無月の部屋に入って、死体を玄関口に転がしておいた。動機は、 彼女が自分を破滅させると思い込んだから。でも、それは誤解で、彼女は子供のころから構想を温めていた小説を 火浦の名前を借りて書いていただけだった。 |
「領域外の妹」が初登場。ただし、写真だけはこの前のエピソードで出てきている。世良に似ている。 コナンは殺人現場の人ごみの中でその女の子を見かけるが、途中で見失う。 最後の場面で、世良が「領域外の妹」とコナンが仕掛けた盗聴器の話をしている。 |
85, 86 | 真夏のプールに沈む謎 | 10 プールに沈む死体、11 沈むガラスの破片、1 浮かび上がる真実 |
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コナン、蘭、園子が世良がいるホテルにやってきて、一緒にプールに行く。 そこで、社長令嬢の大磯永美がわがまま放題の振る舞いをしていた。 永美が高価なネックレスを失くしたからプールの中を探すと言う。プールから客を追い出して、永美自身が一人でボンベを背負って潜って探すことにした。 昼の1時頃、永美がいなくなったということで騒ぎになり、2時頃ふたたびプールの中を見ると、永美が沈んでいた。死亡推定時刻は昼の12時から午後1時の間だった。 プールの底にはガラス片が大量に散乱していた。 犯人は豊島だった。豊島は、永美を溺死させて空気を充満させた水槽をかぶせた。水槽が浮かないように釣り糸で抑えておく。 すると、屈折率の違いで光が全反射するので中の永美が見えなくなる。皆で捜索した後に釣り糸を切って水槽を浮かべて遺体を見えるようにした後、 水槽を割ったのだった。動機は、彼女のわがままが妹夫婦が交通事故死する原因になったからだった。 |
最初の場面では、ホテルの部屋で「領域外の妹」と世良がコナンを待っている。一人で来ると思っていたのに、蘭と園子が一緒だったので、予定が狂う。 最後の場面、世良が蘭と園子と別れた後、ホテルのロビーで「領域外の妹」と何かを話している様子が描かれる。 |
88 | 死ぬほど美味いラーメン2 | 2 ラーメン屋の変な客、3 ホースを回す犯人!?、4 使いすぎた調味料 |
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概要はすでに書いたので、ここでは、 ホースを振り回して掃除機代わりにするという仕掛けを 再現したYouTubeページを紹介する。 原理としては、ホースを振り回すと中の空気が遠心力で外に出ようとするから、 掃除機になるということである。実際やってみると、ある程度はできるようだが、かなり疲れるし困難なようである。 軽いものなら何とか吸い込めるようだが、ガラス片は無理というのがこの動画の結論であった。 しかし、思い付きとしては面白い。普通の掃除機も原理としては同じといえば同じである。 |
最後の場面で、ラーメン屋の主人がコナンにハンカチを世良真純に返しておいてくれと頼む。 そこには Mary と刺繍されていた。それは、「領域外の妹」の名前であろうことが示唆される。 |
90 | 霊魂探偵殺害事件 | 3 霊魂探偵、4 怪しき隣室には、5 暗がりに鬼を繋ぐが如く |
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小五郎に霊魂探偵堀田凱人との対談話がテレビ局から持ち掛けられる。17年前に羽田浩司が殺害された事件の謎を堀田が解くということだった。 コナンも興味を持って、ホテルでの打ち合わせについてゆく。ところが、ディレクターの古栗とともにホテルの堀田の部屋に行ってみると、堀田が殺されていた。 何者かが隣の部屋に逃げたように見えたので、隣の部屋に行ってみると、隣の部屋には世良真純がいた。 コナンはその部屋を調べている最中に蝶ネクタイ型変声機を落としてしまい、それを「領域外の妹」が拾う。 世良とコナンは犯人が古栗だと推理する。コナンは小五郎を眠らせるが、変声機をどこかに落としたことに気付く。 すると、「領域外の妹」が拾った変声機を使って的確な推理を披露する。犯人は古栗だった。 何者かが隣の部屋に逃げたように見えたのは、窓に貼った布を下にある犯人の車(オープンカー)に落とすなどの仕掛けによるものだった。 動機は、妹が自殺した時の遺体を堀田の「霊力を証明する」のに使われたことだった。 羽田浩司殺害事件に関しては、姿を消したボディーガードの浅香が女だったらしいことがわかる。それが黒の組織 No.2 の RUM かもしれない。 |
ホテルの世良真純の部屋に「領域外の妹」もいる。コナンが部屋に入ってきたときはベランダの下に隠れる。 「領域外の妹」は世良が隣の部屋で話した言葉をスマホで聞いている。彼女はコナンが落とした蝶ネクタイ型変声機を拾って、 自ら眠りの小五郎の推理ショーを行う。 「領域外の妹」は世良真純の母親が小さくなった姿であることがわかる。 「領域外の妹」は、用心深くホテルをまた変えることにする。 |
92 | さざ波の魔法使い | 2 さざ波の邂逅、3 さざ波の捜査官、4 さざ波の魔法使い |
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すでに概要は書いたので、 ここでは、截拳道(じーくんどー)に関連したことを少し書いておく。 截拳道は、 ブルース・リーが創始した武術ということではあるが、日本ではそれほど根付いていない。「じーくんどー」は広東語の読みをカナ表記したものらしい。 ところで、通勤路の途中に松拳道なるものの道場がある。 こちらは少林寺拳法から分かれた武術らしい。それではと思って「拳道」でググってみると、 空手道拳道会、 旋拳道、 心拳道などがひっかかる。 截拳道にもいろんな流派があるようだし、武術というのは流派が細分化するものらしい。 |
赤井家の家族構成が明らかになる。母親はメアリー、子供は上から順に赤井秀一、羽田秀吉、世良真純。赤井秀一は、いなくなった父親の務武(つとむ)の事件の真相を探るためにFBIに入るつもりだと言っている。 「領域外の妹」はメアリーが小さくなった姿だが、小さくなった経緯はまだわからない。 |